姉に似し女史の好めるトマトかな

こんばんは。
もろもろコメントありがとうございます。

御句、まず「姉に似ているトマト」の誤読がありますね・・・

この句の流れでは「女史」さんは「特定の（この場にある）トマトを好む」ように受け取れますが、なんかおかしいですね・・・トマトがあまりクローズアップされていないのに、そんなこと言う？という感じが・・・

女史は「単にトマト好き」と言いたい、という推測もしましたが、この句の構成ではそう受け取れません。

「姉に似た女史」「女史の好むトマト」と、女史を詠みたいのかトマトを詠みたいのか焦点がボケている感じもあります。
なぜ女史が「姉に似ている」と詠まれているかもよくわからず・・・

あ、コメントを読んでいるうちに思ったのですが、もしかして「姉に似た」は「自分から見たら姉のような関係の」という意味でしょうか？違っていたらいいのですが、そうだとしたら伝わっていないです・・・

いつもコメントありがとうございます。
包丁、やはり入れたほうが一読して分かりやすいかもしれませんね。

こちらの句、読もうとした光景は好きです。
ただ苦手な人も多いんじゃないかなと。
まず「女史」令和においてするりと受け入れられる語ではないのではないでしょうか。
あと他人の女性を身内の女性と重ねるのもちょっとこう。
批判も冷たい目線も覚悟で詠んだフェチ句だ！と押し通すのなら悪い句ではないと思います。

女史丸のまま齧り付くトマトかな
丸ごとトマトに齧り付く光景でギャップ可愛いという句にしてみました。

トマトが好きだと言ふ女史の八重歯かな
フェチを強めて女史の白い歯に注目。

こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。
毎回拙句にコメントくださり有難うございます。

御句、なかなかいい感じですが、私個人的な問題かもしれませんが、いくつか引っかかるところがありました。
まず、「姉に似し」。お姉さんに似ているとはこう言わなくてはダメなのでしょうか。「姉に似た」ですと散文的とかになってしまうのでしょうか？
「女史」。これは負乗さんがこう思ったのですからそれをどうこうというのはとも思いますが、どうも私にとって「女史」とは、「女性にもかかわらず活発に仕事したり、発言したりする人物」というイメージがあります。ただ負乗さんは、単に「年上の女性」という意味でお使いかもしれません。
「好めるトマト」。お姉さんもトマトが好きだったのか、お姉さんに似たこの女性がトマトが好きなのかがわかりません。また、このトマトは特別なブランドのものを指しているのか、トマト全般なのかもわかりませんでした。

全体として、その女史が素敵なのか、詠嘆しているトマトが主役なのかわかりづらいと思いました。

提案句ですが、
　トマト食べ微笑む女性姉に似て
　姉に似た女性トマトを丸かじり
　姉に似た人の一言トマト好き

負乗さんのために、なんとかと思いましたが、全ての疑問を解消するような提案句は私には考えつきませんでした。すみません。

実は今から姉の家に行くのでそろそろ支度を始めます。