幾三角西瓜に養分頼る子ら
回答者 なお
すみれさん、こんにちは。
ご投句の感想と提案句を置かせていただきますね。
御句、初読では、少しつっかえながら読み進めることとなりました。その理由、一つは「染みて」。これは普通、何かが何かの色に染まる/染めることです。そうなると流れから、夢中で食べて西瓜の汁が洋服にシミをつけている、そんな感じかと思いました。次に「還る」。食べ終わった子が家に帰るのに、また大袈裟な字を使うなぁと思いました。「帰る」でいいのに。この「還る」は、何かすごいことを成し遂げて戻ることを意味します。
そしてコメント読んで、大体句意はつかめていたなと思いました。字はどちらも違っていましたね。
でもまあいいとして、いただけないのは西瓜をにしうりと読ませると。これはどういうことでしょう?確かに私の高校の時代の恩師に片瓜(かたうり)という先生はいましたし、少し前の取引先に苦瓜(にがうり)さんという方もいらっしゃいました。しかしこれらは人名です。すみれさんが、にしうりさんとの出来事を詠んだのでない限り、おすすめしません。
提案句は、やられた!と思った上五「幾三角」は残して、「夏に必要な栄養素と水分補給を西瓜で成し遂げたよ、この子たち!という情感を詠んでみました。
こうした日常生活の一コマを切り取る俳句はとてもいいです。頑張ってください。
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初投稿です。
西瓜は「にしうり」と詠みます。
真夏、暑さに疲れた子供達が沢山西瓜を食べて元気を取り戻すという句です。
初心者なので是非添削やアドバイスをお願いします。