俳句添削道場(投句と批評)

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長崎の鐘がなるなり原爆忌

作者 洋子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今日は長崎の原爆忌です。

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「長崎の鐘がなるなり原爆忌」の批評

回答者 負乗

洋子様、こんばんは🙂
掲句の「なるなり」は、少々意味深だと、思います。夏井いつき先生のYoutubeの動画で知ったのですが、「なり」は、断定や推定とかの使い方がありますが、たとえば、子規の
「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」
のように、「なり」は、音や響きなどが、かすかに聞き分けられる、というほどの時の、〜しているようだ、の意味だそうです。ですから、子規は、"遠くで"響く鐘の音を聞いたことになります。
 洋子様の掲句でも、同じように考えたら、いいですかね…
「長崎の鐘」は、気を付けていなければ聞き取れないほど、遠くの鐘の音、ということですかね…
遠くで、微かな音を聞いたわけですね…
それはそれで、とても詩情があると思いました。
今いる地点からは、確かに、遠いですよね。

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原爆忌あゝ長崎の鐘が鳴る

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。洋子様、いつもお世話になってます。

御句、長崎といえば鐘。原爆忌にピッタリと思うのですが、「鐘が鳴るなり」という措辞は、あまりにも有名な句があり、読み手の心はそこに行ってしまうのではないかと…。
もちろん、洋子さんのことですからあえてお使いのことと思われ、それを含んで鑑賞するのでしょう、皆さまのコメントに期待します。

そういうことであればと、私の提案句には、私の好きな古関裕而さんの名曲から借りてきました。

いずれにしても、心静かにご冥福をお祈りしたいと思います。

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添削対象の句『長崎の鐘がなるなり原爆忌』 作者: 洋子
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