「炎天下リスザル群れるヒトうだる」の批評
こんにちは。
はじめまして、げばげばと申します。
御句拝見しました!
初心者ということですが、なかなか面白い場面を切り取って俳句を作られたので、とても興味深く読ませていただきました。
季語も一つで、五七五のリズムに乗って作られたので、まず自信を持って、俳句と主張していいくらいのもおんです!
しかも、ザル、れる、だる、と韻を踏んで、リズムを整えるというのもとても読んでいて楽しいものでした!「ヒト」という措辞も、狙いが見えていいですね!
私もまだまだ練習の身なので、他の方のコメントも参考にしてほしいのですが、
俳句は三段切れというものを嫌う傾向があります。
5・7・5の下でぷつぷつぷつと句切れてしまうものです。
場面が、炎天の空の下/リスザルさん/ヒトさんと3つの光景に分かれてしまって場面展開がせわしないなという感じをさけるということです。
今回は、韻のリズムがあったので、ぷつぷつぷつ感は薄れているので、狙った三段切れならまったく問題なしです!
たとえば、三段切れを解消するなら、
炎天下うだるヒト見て冷笑ふサル
「冷笑ふ(わらう)」と読ませています。すいません、動物が変わってしまいましたm(__)mこうすると、中七下五がひとつの光景として関連性を持ちます。句意が変わっていたらすいません。一応「a・u」の韻は「だる」「らう」「サル」と3つ残しておきます。
まだまだ駆け出しの私が言うのもおこがましいですが、初めて俳句を詠んで、綺麗な言葉ばかり並べず、内容が全く破綻せず、しかもこの光景面白いよね、っていうところを切り取って、季語を盛り込んで、575に収めているというこの句、かなり俳句としてスゴイと思います。
私も今俳句訓練中です、まだまだわからないことだらけで、このサイトのみなさんにいろいろ教わっているところです。ぜひいろいろな句を詠んでアップしたり、他の方の句に自分なりの鑑賞やコメントをしてみてください!とてもおもしろいです!
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はじめまして。今回、初めて投句いたします。当方、全くの初心者ですので、ご指導お願いいたします。
炎天下の動物園で、リスザルは元気に群れている一方、人々は暑さにうだっている。
そんな夏の思い出のワンシーンを謳ってみました。