「玉葱は飴色飴はどんな色」の批評
回答者 ハオニー
食べ物の句は苦手なハオニーです
苦手だからこそやりこみました
俳句は作者の意図を超えて深読みされてゆくものです
だから思うように伝わらないという意見も、予想を裏切られて面白いという意見があるのでしょう
「どんな色」「どんな味」「何憂う」「何思う」など、読み手に託す表現ではあるのですが...
素人が最後の五音足りないからと安易に使って丸投げしているように見えるものです
下手な句会ではよく見るやり方です
そういう意図で言葉を選んだわけではないでしょうが、私はそういう着地には否定的です
飴色の玉ねぎをどのような状況で想像したら自然なのか考えてみました
子供の「どうしてだろう?」でなければ、台所で玉ねぎを煮詰めている状況がピンときます
そこを描写するのです
飴は何色か玉ねぎ煮詰めゆく
食べ物は美味しそうに描くという基本は理解していらっしゃるようですので、食べ物の句はここから頑張っていけばいいと思います
点数: 4
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
皆様いつもコメントありがとうございます!塩豆です。
実は前回の「豊臣秀吉のやうな鏡餅」の俳句ですが、見たままに豊臣秀吉の肖像画、人物像を彷彿とさせるなと感じただけだったのです。読み手にとってちょっと意味不明すぎる一句だったかなー、と自己分析しております。
気を取り直して今回は飴色玉葱を見て一句拵えました。玉葱が飴色になるのは分かる気がするのですが飴色はどんな色かと聞かれると分からない。