俳句添削道場(投句と批評)

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夏休みまえに薫るや恋の風

作者 亮陽  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

夏休みの前には色々な恋の匂いが風に乗るように吹いているという意味です。

最新の添削

「夏休みまえに薫るや恋の風」の批評

回答者 卓鐘

初めましてー。よろしくお願いします。

俳句ってこんな感じ?って感じの句です。
17音に綺麗な言葉をなんとなく詰め込むという文学ではなくて、一瞬の情景をわかりやすく詩として表現することがまず基本の第一歩と考えてもらうと良いと思います。
その意味で行くと、全体的に何を言いたいのかふわふわしすぎてて状況がわからないです。抽象的な言葉でごまかすのではなく、明確なもの・状況を提示してそこに思いや詩情を込めることが、基本です。
その意味で、なおじいさんの添削句に一票。いわゆる俳句っぽい言葉ではないように思うかもしれませんが、素直な言葉で素直な共感が得られるのが一番です。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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夏休み前に吹き交ふ恋の風

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

「恋」の比喩表現とはいえ「風薫る」のは初夏の5月頃、「夏休みまえ」の7月中旬は晩夏(夏の終わり)です。この違和感はついて回る気がします。
俳句っぽい言葉を無理に使い過ぎた感じがします。

この点に関しては、「薫る」を使わなければ解決しそうですね。
「恋の風」がすでに比喩なので、さらに「匂う」「薫る」などの比喩を重ねてしまうのはやりすぎではないかと思います。

点数: 0

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夏休み友だち以上になる予感

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

亮陽様、こんにちは。よろしくお願いします。

すでにイサク様が的確なご指導をなさっていますので重複する部分もあると思いますが、それはそれだけ読者が気になったということです。
まず、風薫るという五月頃の季語が、薫る風と分かれているものの夏休みと一緒になって、あまりよろしくないですね。というか、この句における「薫る」は、単に「匂いがする」という意味であって、風薫るのようなみずみずしい感動を秘めたものではないですね。
次に「恋の風」。なんですかこれは?恋の風が薫る、何となくうらやましい気もしますが、歯が浮くような表現です。
そこで提案句です。イサク様の提案句が本来のご添削だと思いますので私は変化球を投げさせていただきました。
原句では、夏休みにまだ入らない、「夏休みまえ」とのことですが、私は最後に予感と置いて、これから夏休みだぞ感を確保しました。そして「恋の風」がどうも馴染めなかったので、そう言わずにそのような感覚を、と思って提案句のようにしました。このフレーズが新鮮でも独創的でもないことはわかっていますが、一つの例としてご参照ください。

点数: 0

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