夏空や点滴ぽたり父の腕
回答者 なお
みんみん様、こんにちは。
御句を読んでお父様のご容態を案じておりましたが、次の句では…。それはまた次の句の評価をさせていただく時に書きますね。
御句はお父様を思う気持ちが、病室の様子の描写だけでなく、夏空を入れることによってより効果的に伝わってきます。素晴らしいですね。
というのは、私も初心者ですが、作句を始めた頃に御句を読んだら、「なんで病気の親父さんと夏の空が関係あるの?」などととぼけた疑問を抱いたことでしょう。「季語の力」というものを理解していなかったのです。その点、みんみんさんは、初めてと言いながら、しっかりその点を心得ておられる。みんみんさんのコメントで、私はあらためて勉強させていただきました。感謝します。
私の提案句ですが、すでにイサク様が良句を出しておられます。ですので私は視点を少し変えて、点滴も入れて詠んでみました。
中七は「点滴落つる」「点滴ポタリ」と迷いましたが、原句を尊重して「ぽたり」とさせていただきました。
ここで、次の句を見ていなければ、「お父様お大事に。ご快復をお祈りします」と結ぶところですが…。夏空が悔しいです。
点数: 1
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入院中の父の病室で、点滴の向こう側に見える夏空があんなに清々しいのに、細くなった父の腕を見る自分はこんなに切ない、という気持ちをどう表現したらいいか添削して頂きたいですす。初俳句、ど素人です…宜しくお願いします。