俳句添削道場(投句と批評)

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学校の机の匂ひする頬かな

作者 知世  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

保育園に通い始めた子供。
帰ってくるといつも家とは違う、まだ嗅ぎ慣れぬ外の匂いがします。
「学校」とすると少しイメージが変わってしまうのですが他に思い付かず…。
「頬」は「ほ」と読むつもりで作りました。

最新の添削

吾子の頬は園の匂ひか夏の午後

回答者 げばげば

こんにちは。はじめまして。

日常の句ってやはり実体験からくる句なので、空想よりも心をつかむ題材になると思います。日記俳句にしてしまうのではなく、私たちにもぜひその光景を俳句を想像させてくださいね。楽しみにしています。

さて、御句、無季でもいいのですが、せっかくなので、季語を入れてみました。なおじいさんのおっしゃる通り、帰ってきて抱きしめて触れた頬は残してみることにしました。いかがでしょうか?

句の評価:
★★★★★
★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

梅雨晴れや園の匂いの子の帰る

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

「机の匂い」ってどんなんだろう?とコメントを見たらほぼ関係ないのですね。

「~かな」構文は失敗しやすいのですがこの句では綺麗に決まっているので、中身の意味の不明さが余計に勿体ないですね。
ということで季語を入れて意味をそのまま入れましたが、この「嗅いだことのない匂いをつけて保育園から帰ってくる」という説明をいれざるを得ず、あまり俳句向きではないテーマかもしれません。

点数: 2

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嗅ぎ慣れぬ外の匂いの入園児

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

初めまして。よろしくお願いします。

一見形はできているのですが、読んでみるといろいろ???なところが。
まず第一に季語がない。。無季の句がダメというわけではないんですが、季語に変わる詩を詠み込むのはなかなか至難です。

あと気になったところは
・学校の机ってそんな匂いしたっけ。
・頬の匂いって、そんな学校帰りの子供の頬におうかなぁ。
・かなで詠嘆しているけど頬の香りで、そんな余韻あるかなぁ。
など。頬に学校でねたあとがまたついているとかそんなことを言えばいいのかなぁと思ってコメント見たら、学校ではないし、外の匂いとしかも園児であると。
なるほど。
学校なんて持ち出さないでちゃんとそっちの情景を丁寧に詠んだ方が詩になると思いますよー。あと、季語なんか入れましょう。

季節はかわっちゃいましたが、コメントの言葉そのまま使って、入園児としました。
ありうべき嘘で詩が増すならなんでもOK。
ただ、感じたことはそのまま書いた方がうまくいきやすいですよー。

点数: 1

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梅雨晴れや外の香まとい戻る吾子

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

知世様、こんにちは。

御句、初見では、学校で居眠りをして机に突っ伏して、それこそよだれも垂らしていたりして、それと汗とが、机のあのなんとも言えない匂いとともにほっぺたに残っている、そんな景を思い浮かべました。
あまり風情はないですが、まあ、こういうこともあるよね、という感じでした。

そしてコメントを拝読。なるほど、保育園に通うようになり、初めて外に出るようになったお子さんを、多分お帰り〜と抱きしめたのでしょう。そしたら「ん?何だこの匂い?」そこからこの句が生まれたのですね?

提案句は、季語を入れてみました。
抱きしめた時に触れた頬まで入れられませんでした。ごめんなさい。
もう一つ
梅雨晴れ間乳臭さ消えた園児かな

私は帰ると家内から臭い臭いと言われます。世間の荒波の匂いなのに…。

点数: 1

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添削対象の句『学校の机の匂ひする頬かな』 作者: 知世
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