俳句添削道場(投句と批評)

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耀変の淀のたうちて火取虫

作者 卯筒  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

工業油の混じった耀変天目のように光る水溜まりの中でのたうちまわる火取虫の力尽きる様を詠んだ句です。

最新の添削

耀変の水面の波紋火取虫

回答者 なおじい

こんにちは。卯筒様、いつも勉強させていただいております。
拙句「藍浴衣」ご評価有難うございました。励みになります。今後ともよろしくお願いします。

さて御句ですが、今回も難しかったです!添削依頼句一覧にある時は(卯筒さんのコメントを見る前)は、他の方でもいらっしゃいますが、何か歴史に題材を取った大河ドラマのような句だと思っていました。そう、淀君を主人公にした…。
このたび、コメント欄を開いて驚きました。耀変は天目茶碗のあの景色のこと?淀は淀みのこと?淀君関係ないんだ。火取虫は?蛾のこと?
何もわかっていなくてすみませんでした。

提案句は、恐らく耀変は一番のこだわりと思いますので、残しました。最初は、
 耀変の水にのたうつ火取虫
とか考えたのですが、なんだか面白くなくていじってしまいました。ご容赦ください。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

耀変めくギラつく水を火取虫

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

「耀変の淀」で「工業油の混じった耀変天目のように光る水溜まり」は流石に伝わらないと思います。
てっきり、作品を作ってそこに失敗(淀)があって、職人がの太刀打ち回っている。そこに窯炉の土間の薄明かりに火取る虫がいる。そんな風に読んじゃいました^^;

のたうつのを諦めるかなぁ。

点数: 1

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耀変の淀のたうちて火取虫の批評

回答者 三日酔いの防人

句の評価:
★★★★★
★★

卯筒様、こんにちは。
たしかに、『耀変の淀』で、油が浮いた水溜りを想像するのは難しいですね。
しかしながら、この比喩の目の付け所はお見事です。
火取虫耀変のごと水に酔う
直喩にしては、いかがですか?のたうつを酔うとすれば多少、俳諧味が増すと思います。
俳句は独りよがりではいけませんが、多少は読み手に考えさせたり、感じさせたりすることも必要だと思います。

点数: 1

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耀変の水たまりへと火取虫

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

正直なところ意味はわからなくなっていますが、「耀変」「淀」などの語を拾って来るのは良いことだと思います。

まだ「耀変のような」「水たまり」「のたうちまわり力つきる」、季語「火取虫」では要素が多いので、句の受け手に届けるために何かを省略するとしたら、どれでしょう?

提案句は、意地でも「耀変」の比喩だけは使うぞ、という意思表示です。

点数: 0

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添削対象の句『耀変の淀のたうちて火取虫』 作者: 卯筒
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