五月晴れ風にミントの香の混ずる
回答者 イサク
こんばんは。
季語「五月晴れ」が上五にドーンといますので、ミントの件は些細な問題と思います。
句に登場するのは「香」だけですし、比喩みたいなものなので。
(ちなみに「ミント」を「植物・花」として登場させるならば秋の季語です)
指摘するとしたら、例えば「風のそよぎも」の「も」にはどんな意味を持たせていますでしょうか?他にミントの香りがするものがあるのか、それとも別の意味か?
というような推敲を、もう少し進めてもいいかと思います。
ちなみに、
細かいところですが、「そよぐ」は「(風などで)揺れる」の意味なので、「そよぐ」のは風ではなく「風にふかれた何か(枝とか葉とか)」です。
これに関しては「風がそよぐ」の誤用が定着しつつあるようなので、あまり気にしなくともいいと思っていますが、他の場での指摘もあるかもしれませんので一応。
点数: 2
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
「ミント」は私の歳時記になかったのですが、ネットの「きごさい歳時記」に
薄荷の花という秋の季語が載っていました。
「ミントの香」は季語にはいるのでしょうか?
皆様、お教えください。