俳句添削道場(投句と批評)

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川縁の落花の中でステップ踏む

作者 雪柳  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

川縁の桜の散るなかで思わずステップを踏んでいました。添削お願いします❗

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川縁の落花の中でステップ踏むの批評

回答者 三日酔いの防人

雪柳様、こんばんは。落花という淋しげな季語に、ステップ踏むといった明るいワードの取り合わせは遠近感があって良いと思いました。ただステップは踏むものですので下五『踏む』また、中七『中で』は推敲できます。また、どんなステップなのか種類を入れても良いですね。私でしたらというところで一句
川べりの落花の一人ワルツかな
失礼致しました。

点数: 2

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「川縁の落花の中でステップ踏む」の批評

回答者 ハオニー

桜が散るの早いですね
まだ満開まで行っていない東北のどこかに住んでいるハオニーです

どんなステップなのかは気になりますが、そこは大きな問題ではありませんね
読み手が想像力を働かせて補えばいいのです

確実に指摘されるのは
「の中で」が全く必要ないということか...
「の中で」が非常に説明くさくて詩的とは言えないということでしょう

くどい説明で詩の要素を失ってしまえば、そういう俳句は野暮なのです
しかも、問題の「の中で」を消しても残りの14音だけでも、ほとんど意味は変わらずに成立してしまいます

季語は「落花」を「飛花落花」とすると、空間の広がりが出ますし景色が鮮やかになります
ここはさほど大きな問題ではありませんでしたが、ぜひ知っておいていただきたい季語なのでここについても提案しました

ステップを踏む川縁へ飛花落花

これで、作者自身がその川縁にいるかのような表現となったでしょう
もともと実感のある句でしたので、描写を出来るだけ正確にしてみました
ひょっとしたら、これでは誇張した表現になったかもしれません

点数: 1

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添削対象の句『川縁の落花の中でステップ踏む』 作者: 雪柳
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