俳句添削道場(投句と批評)

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今は亡き祖母のトマトは熟れて落つ

作者 ぽもこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

夏に亡くなった祖母、世話する人がいなくなり熟れきって落ちてしまったトマト……という句です。晩夏のイメージですので、季節外れであることは私も承知しております。今回はそこには目を瞑って、以前よりご指摘を頂いている「伝えたいことと言葉の要素のバランス」についてご指摘・添削して頂けると幸いです。
ちょうど良いバランスを掴むこと、季語を活かすこと、本当に俳句は難しいですね……

最新の添削

亡き祖母のトマトのひとつ熟れて落つ

回答者 卓鐘

いい句ですね。祖母への思いもとても感じます。

今は亡きと「今は」とまで言う必要があるか。この3音で何かできないか。
また、祖母のトマトは、、落つだと、トマトの木全体と落ちたたくさんのトマトが想像されるので、アップにしたいと思いました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「今は亡き祖母のトマトは熟れて落つ」の批評

回答者 はちこ

句の評価:
★★★★★

大丈夫ですよ。トマトの俳句として一句が成り立ってますよ。おばあさんが育ていたトマト。受け継いであげたらいかがでしょうか。

点数: 2

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「今は亡き祖母のトマトは熟れて落つ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

例えれば、この句は「祖母」と「トマト」のふたつに集約されており、残りの語はそのふたつを引き立たせているということですね。
三つ以上あっても良句は作れるのですが、十七音に収めることが難しくなっていく、ということだと思います。

点数: 1

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水やりの足らずか祖母のトマト落つ

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

ぽもこさん、こんにちは。

「今は亡き」が祖母に掛かっている言葉、
「熟れて落つ」がトマトに掛かっている言葉になります。
どちらも五音かけて描写されており、現状だと句の比重が祖母とトマトで半々になっています。
この形でも良い句はあるのですが、やはり季語を立たせるという意味でも、季語に比重を寄せて行った方が良いかと思います。

添削では祖母に掛かる語「今は亡き」を削り、その分をトマトの描写に当てました。祖母を軽くし、相対的にトマトの方へ比重を寄せるといった具合で。

点数: 1

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やがて落つ祖母が遺したトマト熟れ

回答者 なお

句の評価:
★★★★★
★★

こんにちは。
ぽもこ様、いつも勉強させていただいております。
御句共感しました。その上で「今は亡き」を使わずに心情、情景を語るにはどうしたらいいか考えました。

点数: 1

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添削対象の句『今は亡き祖母のトマトは熟れて落つ』 作者: ぽもこ
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