「収穫待つ縦横無尽種案山子」の批評
回答者 秋沙美 洋
谷口さん、こんにちは。初めまして。
おそらく意味を間違って覚えていると思いますが、種案山子とは「苗代に種をまいたあと、鳥がついばむのを防ぐために立てる案山子(ウェブ百科事典より引用)」との事です。収穫を待つのは気が早すぎませんか?
そして、縦横無尽は何を指しているのか全く分かりません。句から読み取れる限りでは、収穫間近の作物から足が生えて畑を走り回っている光景か、案山子が畑を走り回っている光景か…いずれにしてもホラーです。
コメントを読むと、子供が畑を縦横無尽に走り回っているのかな?と何となく悟れます…が、17音で勝負するとなった時、「収穫間近の畑」「駆け回る孫」「種案山子」これら全てを入れ込んで作句するのは不可能です。
自分が詠みたいのは何か?今一度考えてみましょう。
詠みたい物以外を削っていく勇気が、俳句には必要です。
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祖父の畑仕事の周りで孫が遊ぶ姿を見て書きました。