俳句添削道場(投句と批評)

鳥さんの添削得点の高い順の2ページ目

「ぶららこや兄弟向かいてふたり乗り」の批評

回答者

添削した俳句: ぶららこや兄弟向かいてふたり乗り

まちるさんこんにちは、尚山友哉です。先日は「春の陽」の句へのコメントありがとうございました。

この句は小さな兄弟たちの勢いがとてもよく伝わってくる句だと感じました。個人的には、助詞の「て」が少しだけ勢いを抑えている点と、ふらここ→ふたり乗りの語順だと季語が少しつきすぎるかもしれないという点がやや気になります。
「ふたり乗りせむと兄弟ふらここへ」という例をひとつ思いつきましたが、どうでしょうか。

点数: 1

立春や同僚今日も笑いたる

回答者

添削した俳句: 春なればこそ存在の貴重さよ

堀籠さま初めまして、鳥と申します。

身近にも常々ポジティブで笑っている人がいて、度々元気づけられることがあります。貴重に思っているのがどんな存在かがある程度で良いので書かれていると読み手が共感がしやすくなりそうです。同僚でしたら上記の句、上司でしたら「立春や今日も笑つてゐる上司」などはどうでしょうか。

点数: 1

待つままに暮れゆくバレンタインの日

回答者

添削した俳句: 待ちて暮らして寝るバレンタインの日

鳥です。マグカップの句の講評ありがとうございました。

揚句について、意図的だとは思いますが時間経過を含む動詞を3つ入れたことと破調があまり効いていなさそうです。句の時間の幅が広すぎるとバレンタインの1日の要約を見ているような感覚が残ってしまいます。調べも定型に近い形が句の内容に似合いそうです。

点数: 1

我が罪を隠すかに雪降りしきる

回答者

添削した俳句: 我が罪も覆い隠すや雪の降る

洋子さま初めまして、鳥と申します。

御句について、かなりミステリアスな句ですね。「我が罪」が心理的な罪悪感なのかそれとも本当の犯罪なのか、色々と想像の膨らむ一句です。気になった点として
・雪の降るに「覆う」のニュアンスが含まれているため中七は「隠す」だけで十分ではないか
・「も」が言い過ぎてしまっているのではないか
という点です。提案句として上五中七を比喩にして季語の描写を少し足したものを考えてみました。いかがでしょうか。

点数: 1

「葱の香やEテレばかり見る朝餉」の批評

回答者

添削した俳句: 葱の香やEテレばかり見る朝餉

こんにちは、鳥です。春の星の句の添削ありがとうございました。

御句、「Eテレ」の選択がとても効いていますね。略語によって醸し出される俗な感じが日常の場面とマッチしています。幼稚園や保育園に通っているくらいの小さな子がいる家庭で、その子を送っていく前の朝食の風景を想像しました。「朝餉」で終わることでその朝食にあるはずの葱に焦点が定まって葱がもう一度香ってくれる語順も良いと感じました。

点数: 1

鳥さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 2

投稿日時:

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回答数 : 4

投稿日時:

うららかや走れば追える一両車

回答数 : 2

投稿日時:

春闇やLINEの返事待つ五分

回答数 : 2

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回答数 : 3

投稿日時:

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