「小説の人物多き夜長かな」の批評
回答者 おかえさき
添削した俳句: 小説の人物多き夜長かな
こんにちは、御句についてのコメントではないのですが…
なおじいさんのコメントを読んで、前にお聞きしようと思っていたら、つちやさんもお目見えしなくなって
こちらでお聞きしようかと、
確か、井上れんげさんの句で、餓鬼忌の句に私は出来ているんではというコメントを書いたら、つちやさんは、かなの使い方は中七から下五まで句切れなく続かないと効果的ではない、とコメントされ添削されました、他の意味もありましたが…
私も改めて、井上弘美先生の本を読んで、「基本的に切れ字かなは名詞に接続し、その名詞を強調しつつ、一句全体を感動をもってまとめる働きをします、したがって一句全体が上から下へ繋がるように詠むのが基本です」とありました。
改めて勉強になった次第です!
その後、歳時記に餓鬼忌の句を見つけました、
「纜の引き合ふ力餓鬼忌かな」
高橋富里
「髪の毛の絡む石鹸餓鬼忌かな」
…これは井上れんげさんの句です
どちらも、中七は名詞で終わっています、景の大きさや俳諧味はもちろん違うと思いますが、かなの使い方で違いはあるでしょうか?
井上れんげさんの句も、上五から下五まで意味は繋がっていると思うのですが…何方かご教授頂けたらと思います。
(ちなみに、先輩に聞いたらそれ以前に石鹸に髪の毛があまり気持ちのいいものではないので…とも言われました😓)
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