俳句添削道場(投句と批評)
みつかづさんのランク: 師匠141段 合計点: 542

みつかづさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

手慣らせるキュアリリアンのうかれ猫

回答数 : 5

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報道声変へつ三月十一日

回答数 : 1

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帰路の坂灯に色深き木の芽かな

回答数 : 8

投稿日時:

報道変へつ三月十一日

回答数 : 0

投稿日時:

蜜飲まず翅の艶無き女王蜂

回答数 : 9

投稿日時:

みつかづさんの添削

「角丸き玉垣の道椿降る」の批評

添削した俳句: 角丸き玉垣の道椿降る

 
村井もこりさん、こんばんは。貴句、拝読しました。

桜や銀杏は、一枚一枚の「片(ひら)」が軽いため、空気抵抗を受けて
「舞う」、「降る」という滞空時間を伴う動詞が使えますけど、
椿は花首からまるごと重力に従って「ポトッ」と垂直方向に落ち、
質量と落下速度がありますので、椿に対して「降る」とは表現しませんよ。
椿に対しては「落ちる」、古語なら「落つ」でしょう。
世界共通の物理法則を無視なさるのは如何なものかと。

今回は作者独自の感動が全く伝わりませんので、添削も出し様が無いですね。

次に、頂きましたコメントについてです。
<みつかづさんは知識は凄いけど、俳句は下手な人、というイメージになってます。

「村井もこりさんの中では」ですよね。
村井もこりさんに下手なイメージ持たれても、私めは別に構いませんよ。
「嫌いだから下手に見える」というバイアス掛かってませんかね?
それはご自身で確認取れていらっしゃいますでしょうか?
私めが晩乃さんやあらちゃんさんにきびしい事書いたからでしょうかね?

私め本日、ゆとりろさんへのコメント欄で、
晩乃さんの添削を大絶賛しておりますけど、ご存知でしょうか?
是々非々とお返事した筈ですが、ご覧いただいておられませんでしょうか?

そもそも、「何故、何が、どの様に下手なイメージなのか?」を、
ちゃんと理論的に言語化できますでしょうか?
しっかり言語化できなければ、それはただの嫉妬、バイアス、劣等感、
八つ当たりじゃないでしょうかね? 子供じゃないのですから。

ここが権威主義になると困りますので俳号も何度入賞したのかも秘密ですが、
有名プロ選者の所で一応は何度か入選経験ありますので。
私めにとってはただの通過点ですので誇りでも何でも無いですけど、
一応は実績ですから。

俳句初めて数か月のあなたと、日本で有名なプロ俳人の先生では
そもそも見る目が違うでしょう。大体、村井もこりさんの
俳句の鑑賞歴は何年でしょうか?
私め、作句前に鑑賞4年弱しております。

<勉強になる句をお願いします
村井もこりさんに勉強していただく為に、私めは投句しておりません。
有料級なのですよね? でしたら、月謝支払っていただけるのでしょうか? 

今の村井もこりさんは他者に下手なイメージ等と仰る前に、
もっと上達なさってから仰っても遅くはないと思いますよ。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 0

「カット耳穏やかなりぬ猫の恋」の批評

添削した俳句: カット耳穏やかなりぬ猫の恋

 
村井もこりさん、こんばんは。貴句、拝読いたしました。

カット耳で去勢手術には辿り着けても、句面たけで読者が保護活動まで
辿り着けるかと申しますと、正直きびしいのではないでしょうか。

そして、プツ、プツと切れて意味上の三段切れになっていますよね。
上五、中七、下五を全て足し合わせて1つの景、1つの感動が読者に伝われば
成功ですが、情報が三方に散ってるんで1つに収束せず、
季語が宙に浮いて効いてこないんですよね。

三段切れの江戸時代からの名句、ご存知かもしれませんが念の為挙げますね。
山口素堂作 目には青葉山ほととぎす初鰹
上記も意味上の三段切れ且つ季語3つの季重なりですが、
三方向(視覚、聴覚、味覚)からの初夏の照射になっていまので、成功しています。

作者コメントにお書きの「保護活動」をお入れになる方が良いですよ。
私めからの添削提案は、語順の入れ換え+中七の措辞の変更です。
具体的には、季語から。

・猫の恋保護活動のカット耳

これで、ハッキリ「保護活動」と読者に伝わり、季語から入っていますので、
最後がカット耳のアップで終わりますよね。
読者の感情の余白も持たせる事ができます。

今までの貴句、全て再拝読させていただきました。
正直に申し上げますと「飾り過ぎ」。「書かなさ過ぎ」。
余白(読者の楽しみ)と空白(作者の手抜き)は別物です。
もっと素直に実直にお詠みになり、作者オンリーワンの感動の核が
読者に伝わり易く、景を立ち上げさせられる様に丁寧に
パッキングなさる事をお勧めいたします。

「国語辞典、古語辞典、歳時記の3点セット」を、推敲・鑑賞の際に何度も開いて
調べ、確かめる事が大切です。
調べる習慣を付けないと知ったかぶりになっちゃいますので。
「知ったつもり」ではなく「理解し尽くす」お気持ちで調べ、確かめる。
作句も鑑賞も、コツコツ地味な努力と研鑚が必要ですね。

また、鑑賞は印象ではなく句面の語義が最優先。無になって観る事ですね。
感情は、鑑賞にバイアスを掛けてしまいます。なので、無になって鑑賞なさる。
そこから立ち上がった景に作者だけの感動が客観的に在るか、無いか。
それが、空疎な句かどうかの見極め要素です。

村井もこりさんのアンテナが全方向受信なのか、心地好いものだけ受信なのか。
それによって、成長速度は違ってくるでしょう。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 3

「信長の上から目線春の鷹」の批評

添削した俳句: 信長の上から目線春の鷹

 
再来失礼いたします。
拙句「手慣らせるキュアリリアンのうかれ猫」にコメント、ありがとうございます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/34087

人様に書いておきながら語順ミスりました。受身・自発の助動詞を使うべきでした。
「うかれ猫キュアリリアンに手慣らさる」

ただ、季語「うかれ猫」ですが、拙句の使い方は季語の本質からは
かなり離れてますので実際に使われる際にはご注意ください。
かなりの変化球ですので。

ところで、私めの鑑賞力の緻密さ、分析力、説得力についてですが、
これは「国語辞典、古語辞典、季寄せ」の3点セットを常に参照しております。
自分自身の思考を疑いますし、ちょっとでも引っ掛かったら手を止めて、
すぐ辞典で語の意味を調べております。
句面を読解する際にはイメージ、自分の感情を全て捨てて、
無になって読解しております。
そうしませんと、バイアスや先入観で句面の解釈が自分に
都合良く歪んじゃいますので。

知っている単語が出てきても念の為に国語辞典などで確かめますし、
花類などでしたら花言葉を調べたり、動植物は生態を調べたりしております。
そうしないと、句面と作者コメントとの乖離幅がキッチリ精査・検証できず、
添削ではなく改作になっちゃうんですよね。それは作者に対してとても失礼ですし、
「何故直す必要があるのか?」を客観的に説明できない様では作者様が
ご納得なさいませんので、触るからには客観的な科学的な根拠が要るという事です。

そして、触る際は「作者の感動の核には決して触れない。
触れるなら、元の核が分かる様にしておく」のが大切でしょうね。

私めからの助言としては、「国語辞典、古語辞典、歳時記の3点セット」は手元に
用意して常に参照し、「分かったつもりにならない」事が大切なのではないかと、
句面から脳内に立ち上げた景と句面が矛盾が無いかの確認は必要ではないかと
考えており、実施していただければと思っております。

以上でございます。幾度もお目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 1

「卒業やあの子も見てる言えぬまま」の批評

添削した俳句: 卒業やあの子も見てる言えぬまま

 
夢野翡翠さん、こんにちは。コメントでは初めまして。みつかづと申します。
貴句、拝読いたしました。

淡い恋心、ですね。卒業を機にはありますよね。
恋は難しめの句材ですが、私めだったら作者コメントを拾いたいですかね。
お書きになる位の作者の大切な思い出なのですから。
「当時、バイクにも乗せてもらったな」
こちらが入りそうです。一案として添削してみますね。

・卒業や揃いメットの彼は今

実際に揃いのヘルメットだったかどうかは私めには分かりませんけど、
出来事1つ入れるだけで現実味と独創性が随分と変わってきますので。
「あの時、彼にバイク乗せ貰ったな」と。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 2

「信長の上から目線春の鷹」の批評

添削した俳句: 信長の上から目線春の鷹

 
ゆとりろさん、こんにちは。貴句、拝読いたしました。

結論から申し上げますと、これはもう、晩乃さんの添削案に
私めも完全同意いたします。

元句の「上から目線」という現代的かつ散文的な俗語、
および「名詞の羅列」を、晩乃さんは「見下ろす眼(まな)」という、
物理的な高さと心理的な支配を両立させた「視座」へと見事に昇華なさいました。
この「まな」という響きが持つ古語的な奥行きと間投助詞「や」による詠嘆が、
「信長」という歴史的巨像に圧倒的な命を吹き込んでいます。

晩乃さんの添削案で、句全体の解像度は以下の2点において
劇的に跳ね上がりました。

①:視線の力学的パッキング(カメラワーク)
晩乃さんの添削句は、安土城の天守閣という「高みの極み」から、
春の琵琶湖の煌めき、安土城下、そして日本地図という「地表の全て」を射抜く
「鋭い視線」を創出しています。
上昇気流を捉えてホバリングする鷹が地上の微かな動き(獲物)を逃さない様に、
信長もまた「天下布武」という獲物を静かに、かつ劇的に見据えている。
その両者の殺気と冷静さが、助詞「や」の一字で完璧に同期されています。

②:二重の「春」の写生
春は「目覚め」の季節であり、同時に軍勢が再び大地を蹂躙し始める
「戦の解禁」の季節です。
冬の閉ざされた季節が終わり、天下布武の歯車が再び轟音を立てて回転を始める。
この「歴史が動く音」が、春の鷹の力強い羽音と重なり合っています。
これは単なる風景描写ではありませんよね。
季節「春」の光の中に、天下統一を目前にした信長の「人生の春」という
絶頂期の勢いが、鷹の鋭い眼光として放たれています。
「物理的な春」と「歴史的な春」が、17音の中に濃密にパッキングされ、
季語「春」に潜む「静かなる暴力性」を見事に引き出しています。

この晩乃さんの添削案は単なる信長への人物評価を超えて、
一つの「壮大な歴史写生」へと到達なさっています。
句に「温度」と「光」が宿り、季語「春」による鷹が持つ捕食者としての本能が、
「信長」という存在を通じて最大出力で発揮されています。
季語「春」が堂々たる句中の主役となり、輝いていますよ。真実の言葉には、
これ程の強さが宿るのですね。この晩乃さんの添削案には、痺れました。
大河ドラマの「織田信長と面会する石田三成」の場面と、そこでの信長役の
渡哲也さんの、「若者は正直にいたせ!」とのセリフが頭を過りました。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 1

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