俳句添削道場(投句と批評)
みつかづさんのランク: 師匠113段 合計点: 458

みつかづさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

書初の末尾一心せる頓首

回答数 : 0

投稿日時:

初詣橿原神宮前を友

回答数 : 1

投稿日時:

警備員捌くや三輪の初詣

回答数 : 4

投稿日時:

改札の前や売り子と年惜しむ

回答数 : 2

投稿日時:

近所の夜火事や我の知らぬ間に

回答数 : 0

投稿日時:

みつかづさんの添削

「冬空の枯れ木に白い花吹雪」の批評

添削した俳句: 冬空の枯れ木に白い花吹雪

 
お早うございます。貴句、拝読いたしました。

重なっている3つの季語が全く活きていない様に、読者には見えてしまいますかね。
「句で何故、何を、どの位、どの様に表現なさりたいのか?」が
整理なされていない様に私めには感じられました。
以下、きびしい事を書いてしまい、申し訳ございません。

季語は冬空(三冬・天文)、枯木(三冬・植物)、花吹雪(晩春・植物)ですが、
季節の相互作用が無く、季語の主従関係が不明、作者の感動点が
句中に整理されておらず、結果として「白くてきれいなものが舞っている」だけの
内容になっております。

句の核は作者コメントにお書きの「枯れ木に粉雪が花吹雪のように、綺麗だなぁ」で
しょう。ですので季語「冬空」は完全に不要。率直に「粉雪」が良さそうです。
手持ちの季寄せで調べますと、3音で「こゆき」とも読めます。

そして、粉雪は白くて当然ですので形容詞「白い」も不要。
残りを何とか活かしてみます。
花吹雪は完全に比喩(例え)にして、季語としての力を無くします。

私めからの添削提案はどちらも破調の以下で、作者がご納得できない可能性を考えて
2案の提示でございます。
如は「ごと」(~の様な)、粉雪は3音で「こゆき」でございます。

A:花吹雪の如枯木の粉雪かな
(終助詞「かな」の切れ字で、主季語を強引に「粉雪」に確定させる)
B:花吹雪の如キラキラの粉雪よ
(花吹雪は樹から落ちるものなので、粉雪で冬である以上、読者には枯木の想像は
十分に可能。よって粉雪を少し描写し、間投助詞「よ」で作者心情に寄せる)

B案は「キラキラの」ではなく「輝ける」等でもアリですが、
要は「何等かの粉雪の描写が5音でできる」事をお伝えする為でございます。
5音は自由にお変えいただいくのが良いかと、私めは考えております。

俳句は「季語を含めた17音の短詩」であり、季語自体も詩でございますので、
1句に入れる事ができる情報量はとても少ないのでございます。
まずは「句で伝えたい事を少なくして整理する」事でしょうかね。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 0

「風邪の吾子竹刀振る背の夕日かな」の批評

添削した俳句: 風邪の吾子竹刀振る背の夕日かな

 
こんにちは。お久しぶりです。ご挨拶が遅れまして大変失礼いたしました。
本年もよろしくお願いいたします。

貴句、拝読いたしました。

お子さん。本当によく頑張りましたね。
ネギさんとしては抱きしめたい程ではありませんでしょうか。

既に出ておりますが、情報量が多いのは私も同感です。
ただそれよりも、親としての感慨を句の字面にもっと押し出してほしいなと
私めは思いました。
作者コメントにお書きの「我慢強く、剣道大好きで、風邪を引いて
咳が止まらなくても、頑として休みませんでした。(学校もです)
5段の賞状を見た時にはわが子ながらびっくりしました」。
是非これを活かしたいですよね。

という事で、私めからの添削提案は以下の2つの破調の案でございます。

A:剣道五段風邪起こりぬる吾子よ(詠嘆して吾子のアップで句を閉める方法)
B:風邪起こりぬる吾子や剣道五段(賞状のアップで誇らし気に句を閉じる方法)

動詞「起こる」は、古語で「病気に罹る」という意味を持っております。

A案の特徴
1:季語「風邪」が主役
→ 子の頑張りが風邪に抗している事を、句中で明確化。

2:助動詞「ぬ」でお子さんの不退転・やり遂げたを暗示
→ 休まなかった、やり抜いた、という事実を自然に示す。

3:語順のクローズで吾子に詠嘆
→ 作者の感情「よく頑張ったね」が最後で立つ。感慨が詠嘆で読者に伝わる。

B案の特徴
1:「や」で詠嘆を強め、最後に五段を置く事で親子の達成感が際立つ。
2:文語的には「ぬる」の完了形が自然に生きる。
3:読み手は「風邪で苦しみながらも頑張った吾子」を母視点で受け取れる。

作者の視点と感情の核を残した整理により、風邪を押して頑張ったネギさんの
お子さんの姿を読者は自然にイメージでき、俳句としての主題(季語+感慨)が
より立つのではないかと、私めは考えてみた次第でございます。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 1

「風邪の子やUFOの操縦士」の批評

添削した俳句: 風邪の子やUFOの操縦士

 
再来失礼いたします。
拙句「起こる風邪今は誰をか思はばや」にコメント、ありがとうございます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/33238

文法的な補足でございます。

拙句につきまして、仮定条件としてお読みいただいた点は確かに
その通りでございます。

ですが、句末の「思はばや」は、「未然形+ばや」
(文語に仮定形は存在しない為)の形を取り、私としては希望や願望ではなく、
仮定条件に対する疑問、やや反語的な含みを意識して用いております。
「もし罹ったなら、さて誰を思うのだろうか――
(いや、特定の誰も思い浮かべないのではないか)」という宙吊りの
感覚そのものを、確定させない事自体を句の核に据えたつもりでございました。

その為、句中で○○に入る人物を予め想定している、という前提は、
作者側では敢えて置いておりませんでした。

また、希望であれば助動詞「たし」を、推量であれば助動詞「めり」用いて
以下の様に詠んでおりました。
「起こる風邪今は誰をか思ひたき」、「起こる風邪今は誰をか思ふめる」
(↑係助詞「か」を受けて、助動詞「たし」、「めり」が
連体形「たき」、「める」となります)

仮定形が強く感じられる点についてはご指摘の通りですが、それは感慨を
差し迫らせずに淡々と描写する為の意図的な選択であり、
断定や情緒の確定を避けた結果でもございます。

読みの幅を示していただいた事には感謝しております。
今後とも、よろしくお願いいたします。
 

点数: 1

「夢断たる襷の走者冬行路」の批評

添削した俳句: 夢断たる襷の走者冬行路

 
こんにちは。
俳号をお変えになられたのでございますね。貴句、拝読いたしました。

2つ問題点が在ると私めが思った事を申し上げます

① 上五「夢断たる」の抽象過多
・「夢」が何か不明(優勝/連覇/代表選考/人生設計?)
・主語との結び付きが弱い → 「走者の夢」なのか、「県の夢」なのかが曖昧

② 下五「行路」の多義性
競技上のコース、人生の旅路、世渡り、旅行などの意味もございまして、
どれも成立してしまうた為、読みが収束しません。

私めは最初、「怪我か何かで途中棄権になってしまったのか?
それとも繰り上げスタートで、県の襷を繋ぐ事ができなかったのか?
選手の人生の旅路の位置付けが断たれてしまったのか?」と
複数の読みを入れましたが、どれも違っておりました。

単語「行路」。 意味としては以下でございます。
・道を行く事。旅行する事
・行く道。道筋。経路
・世渡りの道

「作者意図と無関係な誤読が出る危険性が心配な句」との印象でございます。

私めからの添削提案は、連覇ができずに残念だったとの作者コメントの方向を
入れ、誤読を消す試みでございます。「駅伝」と書いてしまいますと新年季語
「箱根駅伝」の事になってしまいますので、その誤読も消すものでございます。
7・10の破調で申し訳ございません。

・冬の広島連覇ならずの襷

連覇ならずとお書きになれば、「連覇の夢は果たせなかった」事が
明らかになりますし、襷で駅伝かマラソンという事は大体想像できますし、
広島と襷から、読者は「広島で行われた都道府県対抗男士駅伝の事か」と
分かってもらえるのではないかと、私めは考えてみました。

私は季語は「冬」のままにいたしましたが、
晩乃さんの添削案も良いのではないでしょうか。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 0

「風邪の子やUFOの操縦士」の批評

添削した俳句: 風邪の子やUFOの操縦士

 
初めまして。お早うございます。みつかづと申します。
貴句、拝読いたしました。

「子供は活発で、寒風が吹いていても戸外を駆け回って遊ぶもの」を
意味する諺でしたら、表記は「(子供は)風の子」ですので、読解が分からないと
いう状況に私めは陥りました。

何通りかの読みを試みましたが、句中の情報だけでは解釈が定まりませんでした。
私めには、風邪に罹ってしまった子を看病する大人の比喩(或いは見立て)で、
「風邪、つらいよな。よし、俺が看病して、お前が大好きな日清UFOの焼きそばを
作ってやるからな」との決意の句かとも読めましたが、
その根拠が句内に見出し難く、読者に委ねられ過ぎている印象を私めは受けました。

何を主としてお見せしたい句なのか、もう一語手掛かりがあれば、景や関係性が
立ち上がるのではないでしょうか。

作者コメントもとても少なく添削が不可能な為、
案を出す事も今回はできないかと私めには思われます。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 1

みつかづさんの添削2ページ以降を見る

トップページへ
添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ