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添削した俳句： たかしの忌父の遺せし謡本
こんにちは。横からごめんなさい。
「ししorせし」問題、先日の拙句「雛菊や祖母の遺しし糸数多」でも話題になりましたね。
その時に竜子さんも調べてくださったように、「遺す」はサ行四段なので「遺しし」が正しい文法かと思います。
その後いろいろ調べたのですが、俳句
それを許容するかどうかはいろいろ議論がありそうですね。
宮地伸一の考察がネットにありましたので、参考にリンクを貼らせていただきますね。
https://www.shin-araragi.jp/zakki_bn/bn_08/zakki0812.htm
それにしても文法は難しい。。高校時代にもっと古典ちゃんと勉強すればよかったです。
点数: 2
添削した俳句： 月明かり君の胸にも届いてる
まき様、はじめまして。読ませていただきました。
「月明かり」で秋の季語
いいですねー。「届いてる」が「きっと届いてるはずだ」とも「届いてるかい？」とも、二通りに解釈できますね。想像が広がって良いなと思いました。
このままでも十分良いと思いますが、もしさらに上をめざすなら、俳句
まきさんの句ですと、月明かりが「君」に届いているのは作者の推測なので、客観的事実だけを書くようにする感じです。例えばですが、
・月明かり見ているかいと独り言
・君からのメッセージ待つ月夜かな
など…まあ、参考程度に読んでいただけたら嬉しいです。
長々と失礼しました。またよろしくお願いします☆
点数: 1
添削した俳句： 学童の花夜を散らす雨が降る
怜さま、はじめまして。
実体験の句でしょうか？これは辛いですね。。
「切ない」とか「悲しい」とは一言も言っていないのに、ちゃんと切なさの伝わってくる、良い句だと思いました！
ただ気になるのは「花夜」。素敵な言葉だとは思うのですが、やはり造語は難しいです。
素直に読むと「桜の咲いている夜」（俳句
たとえばですが、花火だということを明確に
・荒天に花火大会散らされて（季語
または、イベント内容は曖昧にして
・約束の日に降り注ぐ夏の雨（季語：夏の雨）
とか。よかったら色々試してみてください！
長々と失礼しました。またよろしくお願いします☆
点数: 1
添削した俳句： 薄暑や横綱の如しビル風
東海林真穂さま、はじめまして！よろしくお願いいたします。
急に夏のように暑くなりましたね。ビル風を横綱と例えられているのが面白い表現だと思いました。
ただ、「はくしょや／よこづなのごとし／びるかぜ」。四・八・四というリズムの乱れが気になります。五・七・五にしたいですね。
また、「薄暑」「ビル風」と気象に関する言葉が並んでいるのも、句の主役がわかりづらいので、いっそ2句に分けてもいいかも！と思いました。
あと細かいですが「如し」は後ろに名詞がつく場合は「如き」かなと。
たとえばですが、
・横綱の如きビル風夏の空
・ビル群を抜ける小路の夕薄暑
どうしても一句に両方入れたいなら
・ビル風は薄暑を帯びて吹きにけり
とか…提案句が上手くなくてすみません（汗）。またよろしくお願いします。
点数: 2
添削した俳句： 煙草屋を犬が番せり夏の宵
あらちゃん様、こんばんは。お世話になります。
御句、また面白い映像をもってこられましたね！川柳にならないギリギリのところでのユニークな句で、佳いと思いました。
皆様の提案句も楽しく読ませていただいております☆
感想だけでごめんなさい。またよろしくお願いします。
点数: 1