俳句添削道場(投句と批評)
げばげばさんのランク: 師匠1742段 合計点: 5,344

げばげばさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

蚊柱や口を噤みて帰途につく

回答数 : 7

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濡れそぼつ右ハンドルの蜘蛛の糸

回答数 : 5

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夏祓犬猫形のお焚き上げ

回答数 : 3

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藍浴衣箪笥に君もしまひけり

回答数 : 8

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青鷺の驚かぬよう最徐行

回答数 : 7

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げばげばさんの添削

「スカーフをサイケに決めし敬老日」の批評

添削した俳句: スカーフをサイケに決めし敬老日

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。サイケは好きなので伝わりましたが、決めし、というのが、おしゃれして、という意味ですよね、このあたりが説明に感じてしまうので、

スカーフはサイケデリック敬老日

言い切ってしまった方がよいかもなあと思いました。いかがでしょう。

点数: 2

「敬老の日おのれとは人生とは」の批評

添削した俳句: 敬老の日おのれとは人生とは

こんにちは。いつも勉強させていただいています。

御句。哲学ですね。いろいろ考えることもありますね。哲学フレーズにぴたりとした季語がくると説教っぽくなりやすいので注意かも。

わたしの句友さんの昨日発表された句

ハンモック余生は自転させなさい/まんぷく

この句よくないですか?まだまだやるぜ、自分で転がすぜ、みたいな。でも、季語が、涅槃西風、とかになると急に仏法とか説教とか教えになってしまうような。ハンモックだから佳いんだよなあと。

だとしたら、たとえば
はららごを喰ふおのれとは人生とは

くらい離したい。何がよいでしょう。

点数: 2

「手を合わせ想い涌き出ず雲の峰」の批評

添削した俳句: 手を合わせ想い涌き出ず雲の峰

こんにちは。
げばげばと申します。

御句。中七の、思いが湧き出づ、という部分は説明になってしまいますね。見たモノを描写しつつ思いが湧くような句にできたらベストなんですが、ソレが難しいですよね。

みなさんのおっしゃるように墓参という季語は、手を合わせている様子や思いが湧き出てくることもすべて合わせて持つ季語なので、墓参の方が季語のほうがよいかもしれません。

雲と墓参で、故人を思う句にしていくにもいろいろ方法あります。

たとえば、

雲いつも祈りのかたち墓参り
オムレツのかたちの雲よ墓参り
雲のまだ生まれたてなる墓参かな

故人がどんな方かをイメージしながら措辞もかえてみました。思い涌きいづと言わなくても、思いが湧き出てきませんか?もし来たら成功です!

点数: 3

「停電の町に満月しづかなり」の批評

添削した俳句: 停電の町に満月しづかなり

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

佳い句ですね。ひとつひとつの街の灯にある営みがしずまりかえるような地上と、天にはまあるい月が煌々と。ひんやりとした秋の夜でよかったなあ。月明かりを楽しむ余裕がある。わたしんちは18号台風の停電はまだ残暑でたいへんだったからなあ。

イサクさんから、や、を、など提案が出ましたね。どれも少しずつ印象がちがいますね。

わたしは「を」がお気に入り。「に」だとその一点という舞台背景な感じ。「を」だと、その街の空間や時間までが感じられて、静けさが際立ちます。

停電の町を満月しづかなる

点数: 1

「生きるとか死ぬとか梨を食べるとか」の批評

添削した俳句: 生きるとか死ぬとか梨を食べるとか

再訪です!提案置くの忘れて去りました。
わたし、土用鰻の句好きなんです。ハムレット見てて、自分も生きるとか死ぬとか、悩んでばかりしてる癖に、滋養のあるもの食べようと考えてたりして、笑っちゃいます、この型は、三段目の落差が大事だったり。

梨にこだわるならたとえば、

生きるとか死ぬとか二十世紀とか

点数: 1

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