「手を合わせ想い涌き出ず雲の峰」の批評
添削した俳句: 手を合わせ想い涌き出ず雲の峰
こんにちは。
げばげばと申します。
御句。中七の、思いが湧き出づ、という部分は説明になってしまいますね。見たモノを描写しつつ思いが湧くような句にできたらベストなんですが、ソレが難しいですよね。
みなさんのおっしゃるように墓参という季語は、手を合わせている様子や思いが湧き出てくることもすべて合わせて持つ季語なので、墓参の方が季語のほうがよいかもしれません。
雲と墓参で、故人を思う句にしていくにもいろいろ方法あります。
たとえば、
雲いつも祈りのかたち墓参り
オムレツのかたちの雲よ墓参り
雲のまだ生まれたてなる墓参かな
故人がどんな方かをイメージしながら措辞もかえてみました。思い涌きいづと言わなくても、思いが湧き出てきませんか?もし来たら成功です!
点数: 2