俳句添削道場(投句と批評)
げばげばさんのランク: 師匠1615段 合計点: 4,962

げばげばさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

病室のましろなる壁毛糸編む

回答数 : 27

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焼藷を分け合うて飛車取り王手

回答数 : 17

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手袋にマニュキア秘して夜汽車待つ

回答数 : 15

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雲切れて名残の空となりにけり

回答数 : 18

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湯気立や母はひそひそミシン踏む

回答数 : 37

投稿日時:

げばげばさんの添削

「人生は悲しみが先霜夜かな」の批評

添削した俳句: 人生は悲しみが先霜夜かな

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。「は、が、を、に」は散文になりやすい。たしかにそういう考えもありますね。
「を」はあまりそうは感じませんが、「が」「に」「は」の順番でたしかに気になる助詞だと自分も思っています。特に季語に「に」を使うと季語を立てるのが難しくなるなあととよく感じます。(そういう、名句もいっぱいありますのでダメじゃないです。
私は「は」は季語以外のところで結構使います。
廃橋は風の入りぐち麦の秋
書肆街は木乃伊のにほひ寒暮光
ほうたるや肺はさびしいから萎む
ふるさとは堆肥のにほひ青田風
風笛は神のたはむれ山いさみ
母はいま雨滴となりぬ残り菊
包帯は夕日のにほひ八月来
うすらひは音叉のやうに鳴り初めぬ
交番の麦茶は薄し海の駅

最近だけでも結構使ってます。好きなんでしょうね。発見を定義しやすいからかもしれませんね。
ということで、これがダメとかあれがダメとかはないとは思います~。

さて御句。「は」よりも「かな」が気になりました。「かな」の前の名詞に全体がかかっていくように詠むべき、とかいろいろ「かな」は、難しいとされていますが、
「私はこう思いますが、あなたはどうですか、そう思いませんか」という助詞だと夏井先生はよく説明されてますね。

人生はかなしみが先霜の夜

もう一つは上五中七に映像がないので、季語にもう少し映像があるといいなあと思ったりはします。

人生はかなしみが先根深汁
人生はかなしみが先冬薔薇
人生はかなしみが先蒲団干す

点数: 4

「寒空に孤独な鳥は歌うたう」の批評

添削した俳句: 寒空に孤独な鳥は歌うたう

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。好きです!詩をよもうという意識があります。見たままを詠みつつもそこに詩をちりばめるというのは素敵です。

2点気になるのは、
上五の「に」が説明っぽい助詞で、季語が場所舞台装置になりそう。季語が立つにはどんな助詞がいいかなあ。
歌うたう、歌うだけでよさそう。歌がはぶけそう。
やさしくを残しますか?

寒空へ鳥はやさしく歌ひけり
寒空へ孤独な鳥はうたひけり

少し飛躍してみて。

くちばしをこぼるゝ詩よ冬の空
冬天へ唄ふ孤独な鳥とぼく

点数: 3

「夕映えに黄金にはゆる落ち葉かな」の批評

添削した俳句: 夕映えに黄金にはゆる落ち葉かな

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

きれいな風景ですね。だから故に、落葉を詠むと、夕映、黄金というワードが出やすくなります。そこに少し自分なりの何かを足していくとよいかもしれません。

落葉踏む白湯を捨てたる夕ごころ

点数: 1

「戯れの枯葉け散らす小童ら」の批評

添削した俳句: 戯れの枯葉け散らす小童ら

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。語順で枯葉にクローズさせたいかもしれません。

たはむれに子らの蹴散らす枯葉かな

点数: 2

「南天の実星がふる里かもしれぬ」の批評

添削した俳句: 南天の実星がふる里かもしれぬ

こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。

この句、詩を詠もうという気持ちが伝わってきます。やはり俳句は詩ですからチャレンジしたいです!
南天から星への飛躍については卓鐘さんと同じ感想でした。星を使うなら+アルファで飛躍に向かうチャレンジをします。

実南天星のつぶやきかもしれぬ
五等星なのかもしれぬ実南天

点数: 1

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