俳句添削道場(投句と批評)
イサクさんのランク: 師匠2422段 合計点: 7,384

イサクさんの俳句添削依頼

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二の午やスーツは晴れ着か仕事着か

回答数 : 32

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蒲公英の絮に散歩の足を止め

回答数 : 6

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大谷を真似て節分ふりかぶる

回答数 : 15

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一年を友と過ごした俳句の日

回答数 : 17

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デパートの屋上閉づや矢車草

回答数 : 12

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イサクさんの添削

「東京に坂の名多し春日傘」の批評

添削した俳句: 東京に坂の名多し春日傘

おはようございます。

むかし「東京に橋多し」という句を詠んだことがあります。
(句会レベルで出しましたが公開句にはなっていません)
ゆきえ様と私は、感性が似ているかもしれません。

東京(古くは江戸)は山・谷・河川の多いでこぼこの地形の場所に町を発展させたので、「坂」「谷」「橋」が多いらしいですね。

点数: 1

「小弓引き曲浮かびけりスリーナイン」の批評

添削した俳句: 小弓引き曲浮かびけりスリーナイン

おはようございます。

ほぼ絶滅季語「小弓引」!びっくりしました。

◆小弓引きは「小さな弓を射って遊ぶこと・遊戯」という名詞の季語です。
 上五、「小さな弓を引いて」という意味で使うなら季語の遊戯の意味で使っておらず、季語になりません。ある種の比喩ですね。
 「パチンコ」の意味で使った場合は完全に比喩。季語の本来の意味や映像を無視しているので、その使い方はお勧めできません。
 「小弓引き」という季語名詞として使ったなら、中七も「けり」で切れているので、三段切れですね。

◆スリーナインとカタカナで出てきて「銀河鉄道999」のことだとは思えませんでした。
 仮に「銀河鉄道999」のことだと連想できたとして、マンガ・アニメや、それに類するイベントだとは思えると思いますが、「パチンコ」「曲」だとは思えませんでした。
 仮に「曲」だと思えたとして、古いテレビアニメのオープニング(汽車は~闇を抜けて~)と、ゴダイゴの映画主題歌(さあ行くんだ、その顔を上げて~)と、それらのカバーと、いろいろありますね。
銀河鉄道999:https://www.uta-net.com/song/5551/
銀河鉄道999:https://www.uta-net.com/song/1630/

 ちなみにスリーナイン=パチンコというのは常識なのでしょうか?だとしたら浅学で申し訳ありません。

季語「小弓引」で、弓を引いて何かを狙っている遊び。春の季語としては屋外で遊んでいる映像が浮かびます。おそらくですが、意図している意味に近づけるなら、季語を変えないと成立しないと思われます。

・○○○○○(五音季語)ご機嫌な曲聞こえるよう

点数: 3

「コーヒーとナニワイバラに歴史あり」の批評

添削した俳句: コーヒーとナニワイバラに歴史あり

おはようございます。

「歴史あり」が何を言いたいのか句だけではわからず、コメントを見るまでわかりませんでした。

◆下五「歴史あり」がいわゆる凡人ワードです。
 新しくないモノにはだいたい歴史があります。たとえば「マイカーとソメイヨシノに歴史あり」とか、何でもできてしまう言葉なので。
 なにかすごく意外なモノに「歴史あり」と付けて、読者を感動させたリ驚かせることができたらOKなのですが。

季語は「ナニワイバラ」でしょうか?
 「なにわいばら」という和語を全部カタカナで表記すると品種名・分類名みたい、ということで嫌われることはあります(チューリップ、ヒヤシンス、フリージアなど歳時記にカタカナで掲載されているものは除きます)
 読者への負担を軽くする意味などあり、歳時記掲載の季語にするのが無難だとは思いますが、「浪花茨」「難波茨」の表記もありかもしれません。
 なお、「茨」は、「茨」だけでは単なる植物名のため季語にならないとされており、茨の花を季語として使う場合は「花茨」「茨の花」などとするのが基本です。

・喫茶店に茨の花や今年もまた

点数: 1

「夏めいて色を帯びつつ電車窓」の批評

添削した俳句: 夏めいて色を帯びつつ電車窓

こんにちは。
すみません、「万年雑草」様という方に覚えがないのですが、初めましてでしょうか?

御句、
◆下五の「電車窓」が窮屈に感じます。
◆逆に上五中七のリズムが緩いので、調整できそうですね。
◆この句の「色」とはなんでしょうか?
 私は「夏色」という言葉に代表されるような、雰囲気の「色」の言葉だと思いました。
 悪くはないですが、具体性にはやや欠ける気がします。

・夏めいて電車の窓に夏の色
・夏めくや車窓は色を帯びゆきぬ

点数: 1

「逃水やこゑに反抗期の兆し」の批評

添削した俳句: 逃水やこゑに反抗期の兆し

こんばんは。

できている句だと思います。
ただし、逃水が近いという感覚もありそうですし、季語が動くという感覚もありそうです。
もしも作者の判断の中で「逃げ水は近づいたら逃げていくもの⇒反抗期」というイメージで作っていたとしたら、理屈で作ったマイナスは出ているかもしれません。

・逃水やこゑにかすかな反抗期

点数: 2

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