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キャラクターから作るのかストーリーから作るのか (No: 1)

スレ主 どんごる 投稿日時:

ここでは何度も相談させていただいている者です。
そして一歩が踏み出せない者です。
ストーリーについて、あらすじにしてもプロットにしても何から手を付けるべきなのか悩んでいます。また登場人物もどう魅力的なキャラクターにしたらいいか悩んでいます。
転生するのか、舞台は現代なのかナーロッパなのかは置いておいて、私が書きたい大まかな要素は、
「主人公が複数のヒロインと一緒に敵と戦うファンタジーハーレムもの」
です。
キャラクターから作ってからストーリーを思いついたとしても、「このキャラはこのストーリーに相応しくない」ととなりキャラクターを作り直す。また、ストーリーを考えて、「面白くするにはどういうキャラクターにどんな役割を与えるべきか」が分からなくなりそうです。
自分が何から手をつけるべきなのか、そのために何を学ぶべきなのか教えていただきたいです。

カテゴリー: ストーリー

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人気回答!キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 3 No: 1の返信

投稿日時:

>要素は、
>「主人公が複数のヒロインと一緒に敵と戦うファンタジーハーレムもの」
>です。
では、次に考えるのは「どういう話なのか」です。
考えられた要素には雰囲気しか見えてこないので、「その雰囲気に合う歯車」を作るものの、いざ歯車を組み合わせようと思うと嚙み合わないんじゃないでしょうか。
一応、これは「ストーリーから作れ」という話ではないです。
「どういう話なのか」はストーリーって意味じゃなくコンセプトとかテイストとかそういう言葉に近いです。

掲示板ではあまり言っても伝わらないんですが、とはいえ持論を出ない事なんだけど、
まずいろいろ人によって創作論があると思うけど、伏線とかキャラの魅力とかギャップだとかいろいろあるけど、これらは「物語を作る方法」ではなくて、「物語を面白くする方法」です。
なので、そもそも「面白くするための物語を持ってない」という状態で創作論を身に付けたり実践したりするのは「物語を作る」に関してほとんど意味が無くて、「まず物語を作る(作れる)」というのが前提にあります。
で。
そもそも「それ」が出来ないのではないか? という話です。

じゃあストーリーから作ろうと考え、「勇者は古代王族の末裔で旅に出ることになって魔王幹部と戦って……」なんて、こうやって いきなり物語を作る というのも創作の前提知識・経験がないと成立させるのは難しいですし、そもそも「それ」が出来ないという話だし、出来たところで難しい方法だと思う。

ではどうすればいいのかというと、コツはイラストでも彫刻でも全ての創作に通じることで、ようは「簡単なものからはじめましょう」ってだけです。
簡単なテーマから~とかって意味じゃなく、「簡単な物語・シンプルな話・山も谷もない流れがあるだけの話」っていう、物語的に面白味の欠片もない超絶シンプルな話を作りましょう、という意味。
例えば最初に作る話というのは、「主人公は強くなりたい」「冒険者になって活躍する」「活躍して報酬を得た」とか、これだけ。
ここにもいくつか考え方があって、今回はたぶん基本形だろう「主人公の目的」「目的を達成するための行動」「その結果・得たもの」で考えた。
このまま書くとこの話は「主人公が目的を達成する話」とか「主人公が障害を乗り越える話」とか「主人公が問題解決する話」とか「主人公が活躍する話」といった方向性のコンセプトができる。

で、もちろんこのままだと、まあ最近のWeb小説だとこのまま書いてもいいのかもしれないけど、基本的にこのままじゃ話に起伏がなく面白くはない。
なので、そこに「障害」をはさむ。
「主人公は強くなりたい」「奴隷身分だから冒険者になれない」「奴隷身分から解放される」
障害なので 強くなれないような要素 で障害は考える。
「冒険者になって活躍する」「初心者は討伐依頼は受けられない」「薬草採取の依頼を受けていたらモンスターに襲われて辛くも討伐する」
「活躍して報酬を得た」「初心者に倒せるわけがないモンスターなので報奨金は支払われなかった」「主人公が戦ってたとこを見ていた獣人娘がいて、彼女が仲間になった」
とか。こんな感じで最初は山も谷も起伏の無い話だったけど、障害を差し込むと一気に なろうにありそうな話 になったでしょ。
ちなみに、これが何で なろう系 っぽいかっていうと、障害に対して解決が運とか偶然とか割と都合がいいし、目的も捻りがなく物語的に抑揚がないから。

なので、これは余談になるけど、「主人公は強くなりたい」って目的にもエピソードを作って「主人公は奴隷の現状を諦めている」「主人公を良くしてくれていた先輩奴隷が目の前で殺されてしまう」「自分に力が無いからだと諦めてた自分を後悔し、強くなろうと考えた」とか、ちゃんと主人公形成のエピソードを組み立てたり、「翌日、王国から奴隷解放の御触れが出て突然解放された」とかで あと一日早ければ先輩奴隷は死ななかったのに っていう間の悪さ運の悪さを入れることで都合のいい偶然感をなくしたりして、まあこれでもだいぶ なろう っぽいけども、「偶然感」「都合のいい感」を薄めていったりする。
念のため、これを余談と書いたのは、これは「物語を面白くする手段」の話であって「物語を作る手段」の話ではないからだからね。

物語を作るに関しては、起伏のない簡単な話を作った時点で終わってて、障害を挟む時点ですでに面白さの話をしているんだけど、
えーと、そうなのよね…
「最初に作る話」ってのはすんごいシンプルで起伏が無いから、こんな感じだよって書いても 面白くないんじゃないか と不安になってつい足してしまうのよね。
こうやって説明する側としても悪いのだけど、
つまり、最初に「ストーリーから作るって話じゃないよ」って書いたのは、「物語を作る」のと、その物語に「キャラや設定やアイディアを追加して「面白い」話を作る」ってのは別の話で、ごっちゃにしちゃいかんよ、ってことなんだけども、
えーと、もうちょい別の例えを出すと、
ストーリーから作る場合、こういう主人公でこういう設定でこういう舞台の話で……って、それストーリーじゃなく設定つくってません? ってのあるじゃん。
それらは密接に絡み合ってるからストーリーを作るなら考えなきゃならない要素ではあるけど、そもそも絡み合う前の素の物語そのものを作ろうよって事。
設定なしの物語を作れるなら、「面白さ」は障害を差し込んだ例のように後からいくらでも付け足せるから。
だから、「ストーリーから作るって話じゃない」ってことで、どっちかっていうとコンセプトとかテイストとかって意味に近いかも、ってことです。
まあストーリーを作ってるんだけどさ。

ついでに、「キャラから作る」っていうのは、かなり大雑把だけど本質で言うと、キャラクターの設定をエピソード化するっていう作り方。
だから、そもそもキャラから作ってストーリーを作って設定作ってってそれぞれ別々に作った歯車が合わないのは当然で、
キャラから作る場合はキャラを中心に一番大きな歯車にしてそこに合うように全てを作る。その基本がキャラ設定のエピソード化ね。
こういうことが出来る人は、主人公キャラに合わない物語をやりたい場合「主人公と物語を繋げるキャラ」を作るって方法で解決することが多い。
そんで、キャラから作る手法が向いてる人はそういう主要キャラではない目立たないが物語と上手くかみ合うキャラ(歯車)を作るのが上手い、というかその手のキャラが好きな人が割と向いてる。
例えばおちゃらけキャラというかギャグキャラとまでは行かないけども、シリアスな雰囲気でも皮肉の一言くらい言っても違和感ないキャラ、いきなり出てきて場の空気を壊しても問題ないキャラみたいなの。

まあ話を戻すと、やるべきことは「簡単な話を作る」ってこと。
作ったら面白さを追加していく。その最初にすべきは「障害」を挟むってこと。
その時点でソコソコの物語は出来てるから、それで満足ならそれでいいし、読者層を考えたり作者の自己満足を考えたりして「ご都合感」を薄めていく。
このあたりでキャラとかも形成していって、いちどあらすじに起こしてみたりする。
とにかく最初は「簡単な話を作る」ってことが大事。
例えば上で私が書いた例は、短編くらいのサイズに書き起こしてもそれを読んだ読者は「主人公は強くなりたくて」「そのために冒険者になって」「活躍して金銭の報酬はなかったけど女の子が仲間になった」って話の流れは理解してくれると思う。
つまり、最終的に読者に伝われば話が成立する要素ってのを最初に組み立てた、それが「簡単な話を作る」ってこと。
設定含めた「ストーリーを作る」ってことと「キャラを作る」ってのは、その土台あっての話。

ただ、言い忘れてたけども、これはあくまで書こうとしてるものを想定通りに規格内で書くって前提あっての話で、気の向くまま趣味で思いつき次第書いてるって人に無理して押し付けるものではないです。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信の返信 (No: 5)

スレ主 どんごる : 1 No: 2の返信

投稿日時:

どこかで聞いた話で、お話の基本的な作り方は①問題をつくる②行動をつくる③解決をつくる とありました。
まずは「障害」を入れずにこの順番に沿って山もオチもないお話から作るということでしょうか。

現代日常ハーレムもの
①主人公起床 幼馴染に起こされる
②登校 同級生の悪友ギャル系女子と合流
③教室に到着 クラスメイトの大人しめ文学少女に挨拶
④お昼休み 固い口調の先輩に呼び出される
⑤放課後 謎部活で全員集合

異世界ファンタジーハーレムもの
①冒険者の主人公が自分パーティ(女の子だらけ)と合流
②依頼を受ける
③依頼のモンスターを討伐する
④祝賀会
⑤明日に備えて寝る

ざっと思いついた流れはこんな感じです。

何度も作っていくことで何か見えてくるものなのでしょうか。

キャラクターからエピソードを作るというのは、
例えば「優しい性格」とあれば
主人公が怪我をした人(ヒロインかも)を、自分にも用事があるにもかかわらず一生懸命に介抱する姿を書く、みたいな感じでしょうか。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信の返信の返信 (No: 11)

投稿者 サタン : 0 No: 5の返信

投稿日時:

>①問題をつくる②行動をつくる③解決をつくる とありました。
基本形は同じなので、たぶん考え方も同じだと思う。
私の例の場合は「目的を達成する話」で、スレ主さんが聞いたのは「問題を解決する話」で、根本的には同じ仕組みだろうと思われます。

スレ主さんが考えられた例題を見てまず思ったのは、時系列順に作ってるな、という事でした。
人間は1~9まで物事を考える場合、時間からは逃げられないし逆らえないので常識的に時間経過を考えてしまう。だから思考の上でも1から順番に考えてしまいがちです。
でも物語は、言ってしまえば全ての物語は「結末にたどり着くための話」ですから、作る場合においては結果から逆算していくものです。
最初から順に考えるのは読者の視点で、最後から考えるのが作者の視点。というのはかなり大雑把な言い方だけども。

それで言うと「簡単な話の作り方」は、「問題」「行動」「解決」とあるけど、考える場合は最初は「問題」と「解決」だけでいいと思います。
「学校で好きな子に誤解された(問題)」→「誤解をといて二人は少し近づいた(解決)」
これだけ。
この「問題」と「解決」が作れたなら、その「解決」に至るための「行動」を考える。
問題を考えて行動を考えて結末を考えるのではなく、問題と解決を考えてから行動を考える。
思考は時系列順ではなく結末から逆算する。
「好きな子に誤解された」「誤解を証明する証拠を探す」「誤解がとけた」
これで簡単な物語の筋ができる。
面白さを加える余談になるけど、ここに障害を入れるなら「証拠を探す」ことに障害を入れるから、「証拠を持ってそうな女友達がいるけど、非協力的で~」って感じになる。
主人公と女友達と好きな子の三人で三角関係の図を想定すると、ひと昔まえのラブコメのワンエピソードくらいにはなるよね。

即興で作ってみたけども、スレ主さんが考えられた例題と私が作った例で明確に致命的に違う点が一つあって、
それはスレ主さんは①の時点で物語に「問題」も「目的」も何も作れていない、ということ。
だから、言っちゃ悪いけどハッキリ言うと、スレ主さんの例題は簡単な物語ではなく日記の状態。
もちろん、大枠としてはそれで問題ない場合もあるけど、今回は お話の作り方 という事なので指摘すべきところだと思う。
なので、そうやって思いついたネタから時系列で考えるのではなく、「問題」と「解決」の二つを考えてから「行動」を考える癖をつけたらいいと思うかな。
上で少し書いたけど、これは「問題を解決する話」を作るから、最初に「問題」と「解決」という「箱」と「蓋」を用意して「行動」という「内容」を入れることができるってこと。
つまりは、この「問題」と「解決」ってパッケージがまず作れてないと、練習としてこれを作る意味がない。
物語が日記状態になってる人の多くは、これが出来てないのが原因。問題は作れても時系列で考えてると落としどころが不明瞭だから話が右行ったり左行ったりでぐだぐだしたりとかね。
日記みたいな日常モノを書くとしても、その場合「日常にある問題を扱う」って違いがあるだけで仕組みは同じだしただの日記とは明確に違う。

そんで、キャラからエピソードを作るというのは、ここまで書いたことが前提になってる。
つまり「問題」「行動」「解決」のどこかに「キャラの個性(設定)」を含めるということ。
それで言うとスレ主さんの例題は、
>例えば「優しい性格」とあれば
>主人公が怪我をした人(ヒロインかも)を、自分にも用事があるにもかかわらず一生懸命に介抱する姿を書く、みたいな感じでしょうか。
とあり、「怪我した人を助けたい」「介抱して助ける」という「問題」「解決」が出来てるので、そこを意識できているのなら、「キャラ」というお題があったほうがスレ主さんには作りやすいのかもしれない、と思った。

念のため、前レスでも書いたけども、この「簡単なお話を作りましょう」というのは ストーリーから作る という意味じゃなく、「そもそも話を成立させられてますか」ってことで、ストーリーから作るのもキャラから作るのも、この「簡単な話が作れる」というのが前提で、
ストーリーから作れば、キャラから作れば、あるいは設定から作れば「物語が作れる」ってことはないです。
そもそも「お話を作れる能力を育てましょう」ということ。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信の返信の返信の返信 (No: 14)

スレ主 どんごる : 2 No: 11の返信

投稿日時:

お話を作る能力を鍛えるには、
たとえば先にあげた、日常ハーレムラブコメの場合は
「主人公がヒロインを救う話」とすれば「ヒロインがピンチになる」(問題)「主人公がヒロインを助ける」(解決)になり、そこから内容(どんなピンチか、どうやって主人公が解決するのか)を詰めていく、というように、まずは大まかな問題と解決を作って何でもいいから作っていくということでしょうか。

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キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信の返信の返信の返信の返信 (No: 16)

投稿者 サタン : 1 No: 14の返信

投稿日時:

そう。
端的に言えば、「それってどんな話?」に簡潔に答えられることが大事。
お話作りに慣れてない人の場合、構想中のネタに対して「どんな話?」と聞かれると、「こういう主人公で、こういう世界観で~」と、設定を説明しはじめる。これは作ろうとしてる物語が要約できておらず自分の中でまとまってない、追うべきストーリーの本筋が出来てないから話の内容を簡潔に答えられない。
「こうこうこうで、複雑な構想なんだよね」とか「自分で書いてるジャンルが分からなくてさ」とか答える人はだいたいそう。

スレ主さんが挙げられた例の場合、「ヒロインがピンチになる」「主人公が助ける」と、これだけで「ああ、主人公がヒロインのピンチを助ける話なんだな」と理解できるでしょ?
まず、こうした「本筋」を作るのが大事。
話を面白くしたりネタを盛り込んだり細かい設定やアイディアを作りこむのは、その本筋から生える枝葉。
なので、まずは「問題」「解決」の本筋を考え、次は枝葉がどっちを向いてるかっていう方向性を定める「行動」を考え、その行動が無理な展開にならないよう整える枝葉を作って、盛り込みたいものを盛り込んで着飾り、物語の概要を作る。

今回スレ主さんが出された例題で一つ指摘するなら、
「問題」と「解決」まあ「行動」もだけど、これらの主語は省略してもいいが統一はしたほうが良い。
なので添削みたいなことをすると、「ヒロインがピンチになる」は「主人公はヒロインの危機を知る」って感じに考えたほうがいい。
物語の主人公はあくまで「主人公」なので基本的に主語は「主人公」になるけど、ヒロイン視点のネタの場合はヒロインを主語にするし、物や現象や概念が物語の主旨になる場合はそれらを主語に置いて考えたほうが良い。
それは、のちのち「ヒロインがピンチになる」を物語に起こすときに、どんなシーンにするかのイメージのし易さに影響してくるためです。

あとは、「問題」=「トラブル」と考えてるのかな、とちょっと思った。
基本的にはそうだけど、ここで言う「問題」ってのは「物語の起点になるもの」という意味で、その切っ掛けとかそういう意味だから、スレ主さんの場合は「問い」って思ったほうがいいかもしれない。
例えば「地球はなんで丸いん?」→「万有引力があるからやな!」という「問い」と「回答」つまり「問題」と「解決」でも良い。
これを物語っぽく変換すると「主人公は地球が丸いことに疑問を持つ」→「万有引力的に中心からどの方向へも同じ長さの球が自然な形だと知った」という風になる。
行動を入れると「知識を持つ人を探す」とかかな。すると障害は「納得できる回答を持つ人が見つからない」って感じか。答えを濁されたり違った事を教えられたりして最後に回答を得て終わり。
こんな感じ。
つかまあ、例えば「主人公は学校へ行く」→「学校に到着した」とでも別に良いし、これは物語の「起点」と「終点」を決めるっていう意味合いが大きい。そういうパッケージを作る。なので「問い」なら解決に置くべきは「回答」とわかりやすいので薦めたけど、終点が作れるだけの起点を想定できるなら何でもいい。だから「目的」とか「問題」とか例としてよく使われる。それぞれ「目的を達成する」「問題を解決する」が終点になるってわかるでしょ?
ちなみにこの「学校へ行く」の場合の「行動」は、単純に 学校へ行くための手段 を考えるだけだから「通学路を歩く」とか簡単なものにしておいて、面白さである「障害」は 通学路を進めないような事 を考えるので「誘惑が多くてなかなか進めない」みたいにしてみるか。すると誘惑に対する主人公の反応がキャラ立てや魅力になるから……
って感じ。書いてて思ったけど「ちおちゃんの通学路」っていうまんまの漫画があったね。

「起点」と「終点」という考えで「問題」と「解決」と思ってみて、これで一つの「はじまり」~「おわり」のパッケージを作る。そのパッケージの中に「行動」っていう話の内容を作って、それを面白くするための「障害」を考える。という考え。
「学校へ行く」の例でわかると思うけど、これ設定なんて何もないでしょ。
だからこそ、逆に どんな設定のネタにも使えるストーリー なわけで、こういう設定不要なのを作れれば書きたいネタを思いついた時点でパパっと適当に物語をでっちあげることができる。
この学校が魔法学校でもパイロット育成のSF学校でも、小学生でも大学生でも、あるいは会社に変更するだけで学生じゃなく社会人でも、何でもいけるでしょ。
とまあ、そんな感じです。

最初におおまかな問題と解決を作って、そっから作りこむという理解に間違いはないと思います。
ただ指摘するなら、主語は省略してもいいが統一しよう、「問題」はトラブルという意味ではなく話の起点という意味で「結末」が想定できるなら何でもいい。
という、この二点かな。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信 (No: 3)

投稿者 カイト : 1 No: 1の返信

投稿日時:

こんにちは、カイトと申します。
あくまで、「私だったらこうします」という内容ですが、どんごるさんの書きたいジャンルで考えてみました。

①大まかなストーリーラインを決める
・特殊な生まれの主人公は、育ててくれた両親や故郷のため、安全な生活を脅かす魔王を退治することを決意する。自分を慕ってくれる3人の女性たちと共に魔王城へ向かう途中に出生の秘密を知り、一時は心が折れそうになるが、ヒロインたちの励ましで立ち直る。そして、見事魔王を退治して故郷へ凱旋する。
キャラクターの性格・物語上の立ち位置を決める
・主人公 正義漢だが打たれ弱い
・魔王 この世を魔物の世界にしようと目論む 実は主人公の父
・ヒロインa 主人公の幼馴染 正統派
・ヒロインb 旅の途中で出会う 知性派
・ヒロインc 襲ってきた低級魔物が主人公に惚れてついてくる ツンデレ
③起承転結でプロットを組む
起 主人公の生い立ち、魔王退治の契機と出立
承 ヒロインたちとの出会い、旅の模様
転 実は魔王が父親だということが判明、挫折と立ち直り
結 魔王と戦って勝利、凱旋
④細かいプロットを練る(登場人物の性格に則したエピソードを入れる)
⑤書きながら細かな調整を入れる

という感じでしょうか。桃太郎とスターウォーズを混ぜてみました。
④と⑤は流動的というか、今まさに私自身も実感しているところですが、プロットを綿密に練っても、いざ書いてみるとその通りに進まないことが多くて。(それは綿密に練れてない、ということなのかもしれませんが)書きながら、「説明パートが続くからバラそう」とか、「読んでてつまんないから削ろう」とか、細かく調整をしながら書いています。

ただ、余計なお世話かもしれませんが、初めて書く物語で複数のヒロインを同時に動かすのは、ハードルが高いのではないでしょうか。ハーレムものがお好きなようなのでおそらく完成イメージはしっかりあるのだと思いますが、そのイメージを上手く形にするというのはなかなか難しいものです。そして、できないと悔しい。
「何から手をつけるべきか」について、老婆心ながらおすすめするのは、「主人公とヒロインの絡みを描いたショートショートを習作として書く」です。それをそのまま作中のエピソードとしてもいいですね。キャラクター像がより具体的になり、動かしやすくなるのではないかと思います。

合わないと思ったらスルーしてください。
創作活動応援しています。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信の返信 (No: 6)

スレ主 どんごる : 0 No: 3の返信

投稿日時:

好きな作品を元にしながらでも何かしらのストーリーを決めて書けば、書いているうちに何か見えてくるでしょうか。
主人公とヒロインのショートショートをたくさん書いて集めれば1冊くらいになるかもですね。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信 (No: 4)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

あほんだら(-。-)y-゜゜゜
貴様の地頭は死んだ。
ここにおるお前さんは単なるアホカスだと思う事にするわ。やーいカース。
==========
ほらオラクルだぞ泣いて感謝しろや
起こり
・死神の正位置、ちなみに№13
承り
・聖杯の8

・聖印の6

恋人達
ーーーーーーーーー
①仮想主人公「どんごる」は『過去との決別』を行う羽目になります。
追放などを表すカードです。男が黄金の杯8個を背にして去っていきます。失望なども表しますし、置き捨てられてしまった聖杯は価値あるトロフィーであるはずなのに、彼はそれらを持っていくことを許されず、粗末な杖を突き、衣一つで真っ暗な夜に独り去って行きます。
彼の背と彼の行く先を、2つの月が静かに照らしています。

これを【主人公の過去】とする。

②失望し、8つの宝を失意のままに失った男「どんごる」は死に出会います。
占っている私は、「死神」のカードは正位置でも、わりと良い意味で捉える派やから、なにか寓意でもいいし、それこそ主人公の死→転生の展開にしてもいい。
見たまんま死神ロリと契約し、「暗黒騎士」とかに成ってもいい。

これが【主人公の現状】とする。

③トラブルに出会う
②で「どんごる」はトラブルに巻き込まれます。カードの意味からして【公平な分配、慈善活動、人間の行う正義の行い】たぶん②でチート能力を得てしまった「どんごる」を妬んだカスから『ずるい!!不公平だ!!俺にもよこせ』と無理矢理奪われそうになるか、便利に搾取されそうになります。
 このカードは神が采配を振るう絶対無私の【正義】ではない、どこまでも人間尺度の【公平さ】を私は受け取る。

まあ主人公の過去【失意のまま失った8つのトロフィー】から考えて、普通に拒否る。


恋人達
神からも祝福される恋人達。
============
裏切りの剣聖の裏切り
謀略の果てに死地に送られた俺は戦乙女(ワルキューレ)にモテまくってハーレム形成しちゃいました。

って所やね。

カード番号としては聖杯8,死神13、聖印6、恋人達6
ハーレム要員は13人か6人。
8は人徳などを表す8徳か、8種類のすごい宝やチートにして、それらが主人公から奪われた設定をつける。

ただ、棒とか剣みたいに「戦い」に関するカードが今回は出ていないから、単なるザマァの可能性もあるな。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信の返信の返信 (No: 12)

投稿者 読むせん : 0 No: 7の返信

投稿日時:

正確には【理由】や。
サタンさんの引用さしてもらいますわ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
>それで言うと「簡単な話の作り方」は、「問題」「行動」「解決」とあるけど、考える場合は最初は「問題」と「解決」だけでいいと思います。
「学校で好きな子に誤解された(問題)」→「誤解をといて二人は少し近づいた(解決)」
これだけ。

で、解決は、ほぼ【ハーレム】になる。
「学校で主人公が好きな子(その5)に誤解された(問題)」→「誤解をといて主人公と5人は、少し近づいた(ハーレム加入)」
===========
物語の都合上、ハーレムをかなぐり捨てて男と男の殺し合いに発展みたいな展開は、ほぼ望んでいないやろ。
そんなんじゃ中華BLになっちまうわ、んなもん自分ゲロ吐くべ?

かならず最後はハーレムなんだから、ある意味で【ハーレクイン小説】と同じ形式になるねん。
ハーレクイン小説すごいねんで?分かるか?
あれ一人の作者が100冊とか買いとんねん。そんなんだらけよ。ヤバさ分かるか?
ーーーーーーーーーーーーーーーー
 ハーレクイン小説って、要は高スペック男(美形)とドラマチックに交尾!!ハッピーエンド!!
それだけのシチュで100ネタ作っているし、100冊とも違うシチュエーションで交尾しとるんや。1匹の主人公(メス)と1匹のイケメンが、絶対に交尾するだけの話。

そんなクソ駄作確定ガチャに固定ファンもいて作家買いをする100冊とか買うファンが世界中にいる。
そんなワンパターンゴミ糞エロ本を、なぜ読者達は全部買いとかすると思う?

全部おもろいからや。

全員交尾は必須だけど、交尾する理由や事情は100人とも全員違うねん。そうするとシチュエーションを求めて歴史考察ガチ勢、コアなSFもの、異文化物、推理小説、ホラーサスペンス、あらゆるジャンルに参入し、生き残るために専門化していく。
アラブの石油王と恋しよ♥なんて連作で書いている作家なら、ほぼ今もめているパレスチナ問題とか作品向上のためにガチで専門家並みに調べて作品内にフィードバックねらっとるで。しらんけど。
ーーーーーーーーー
これ系のせいで、ゆるいノリでハーレクイン小説読み出して、無自覚に歴史考察ガチ勢とかSF造形詳しすぎ問題、ミステリーマニアに進化するまんさんがザラに出るねん。
それくらいガチで書いてあっておもろい、交尾とかどうでもいいから、交尾以外の部分がとにかくおもろい。
ーーーーーーーーーーーーーーー
おめさんは絶対ハーレムにする、ハーレクインは絶対に1穴1竿交尾する(非処女とかはOK)
そこだけは変えられないからこそ、その【理由探し】の旅を永遠にするはめになるねん。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信 (No: 8)

投稿者 迷える狼 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ストーリーから先にするか、キャラクターから先にするかの違いだと思います。

①「こんなストーリーを思いついたので、それに合ったキャラ作りをする」
②「こんなキャラクターを思いついたので、それに合わせてストーリーを作る」

これだけの話では無いでしょうか。

難しく考える必要は無いと思います。キャラ作りから始めて、ストーリーがどうも合わないと思えば、その話は別にとっておけば良いし、ストーリーを考えていて、どうもこのキャラクターは違う気がすると思えば、ストックしておいてまた別のスト-リーを考えれば良いのです。

ハーレムものであれば、

①主人公が何もしなくても、勝手に女の子から寄って来るテンプレ系
②主人公が好色で、片っ端から女の子に手を出す外道系

この2つが主流だと思います。

ただ、基本的には、主人公にも女の子に好かれる良い点が無いと駄目です。無理矢理関係を持つのはやっぱりNGだと思います。
ですが、「回復術士のやり直し」など、例外が無い訳では無いので、そこは腕次第かなと……。

もっとも、回復術士~の場合、根底にあるのは主人公の恨みによる復讐劇であり、女の子への愛情はこれっぽっちもありません。洗脳や催眠によって、無理矢理自分のものにしているだけですので。

①でも②でも共通するのは、「主人公は良い奴であるべき」というのが、絶対条件かなと。

なので、「読者も納得する様な、主人公に女の子を惚れさせる理由」を工夫してみて下さい。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信の返信 (No: 9)

スレ主 どんごる : 0 No: 8の返信

投稿日時:

いただいた回答の中にもありましたが、私には「物語を作るための基本的な能力」が欠如しているのだと思います。
仮に何か大まかなストーリーを思いついても、「終わりが思いつかない」「ここから先はどうしよう」「これ本当に面白いのか」
キャラクターにしても、「この性格だとどう動くのが正解かな」「このセリフを言わせるのは不自然ではないか」など思ってしまいたす。
思考と手が止まります。挑戦そのものを恐れてます。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信 (No: 10)

投稿者 迷える狼 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

それなら、前例に倣(なら)えば良いだけの事です。

掃いて捨てる程あるテンプレアニメを見て、ストーリー構成を参考にしたらどうでしょう。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信の返信の返信 (No: 18)

投稿者 迷える狼 : 1 No: 15の返信

投稿日時:

まず、一番大事なのは1話だと思います。とにかくスタートで、いかにユーザーを掴めるか。転生ものなら、主人公が復活した直後の展開じゃないかなと、私は考えます。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信 (No: 13)

投稿者 ゴミカス : 0 No: 1の返信

投稿日時:

キャラクターに相応しくない場面に合わないと感じても、見事に適応させた作品は結構あると思うんです。
僕は友達が少ないの小鳩や、パパの言うことを聞きなさい! の空など、家庭環境で現実的に考えてありえない人格形成をしているはずなのに見事に作品の主戦力になっています。
キャラクターを不採用にする、その考えを一旦見つめ直すのも良いかも知れません。

キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信 (No: 17)

投稿者 t : 1 No: 1の返信

投稿日時:

プロアマなんでもいいのでできるだけ毎日本を読みましょう、教科書(プロの作品)をひとつ決めて模写をしましょう。自分で小説をどう書いたら分からないなりに書けるところまででいいので書くことが、それも難しいようなら。
思い通りに書けない自分自身を責めるようなことはせず。
書けるようになりたいと探した情報が
今の自分のレベルにはまったく役に立ってないのではないか? と知ることです。

本を読んで、模写をして、小説でもプロットでも今自分が書けそうなものを探して書く。途中まででもいいので書いたものを載せて、意見や感想を貰うようにする。
地道に基礎を作り上げていってください。
その後なら情報に触れても、落とし穴や嘘に対し違和感として気づけます、それは今の自分にとって必要な情報の取捨選択に繋がります。
何かの参考になれば幸いです。

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現在、五万字想定の大正時代を舞台にした恋物語を描いています。 それなりに執筆は順調で、もうすぐ一万字に届きそうなのですが、ここで新... 続きを読む >>

報告とお礼 PARTⅡ

投稿者 迷える狼 回答数 : 11

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前々回の応募作が原因不明で失格になったものの、その次の新人賞に今度は2本応募しました(104Pと84P)。 そうしたら、1本は一次... 続きを読む >>

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タイトル:キャラクターから作るのかストーリーから作るのか 投稿者: どんごる

ここでは何度も相談させていただいている者です。
そして一歩が踏み出せない者です。
ストーリーについて、あらすじにしてもプロットにしても何から手を付けるべきなのか悩んでいます。また登場人物もどう魅力的なキャラクターにしたらいいか悩んでいます。
転生するのか、舞台は現代なのかナーロッパなのかは置いておいて、私が書きたい大まかな要素は、
「主人公が複数のヒロインと一緒に敵と戦うファンタジーハーレムもの」
です。
キャラクターから作ってからストーリーを思いついたとしても、「このキャラはこのストーリーに相応しくない」ととなりキャラクターを作り直す。また、ストーリーを考えて、「面白くするにはどういうキャラクターにどんな役割を与えるべきか」が分からなくなりそうです。
自分が何から手をつけるべきなのか、そのために何を学ぶべきなのか教えていただきたいです。

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