元記事:ミステリーのトリックの作り方。著作権が切れたシャーロック・ホームズなどから借用するのが正解?
実は、私もキャラ文芸のプロットを考えているのですが、教えて欲しいことがあります。ミステリーのトリックの作り方です。
著作権法によると、アイディアに著作権はなく、使い回しして良いことになっています。例えば、タイムマシンを出してもドラえもんのパクリにはならないし、異世界転生をしても聖戦士ダンバインのパクリにはなりません。
では、ミステリーのトリックや謎などは、名探偵コナンや金田一少年の事件簿から借用してきて良いのでしょうか?
実は、金田一少年の事件簿は、ミステリー文学賞で大賞を獲った作品のトリックをそのまま使って問題化したことがあるようです。
ミステリー小説の場合、トリックは作品の核となるものなので、著作権法ではアイディアの使い回しが許可されていたとしても、トリックをそのまま使うと、問題化する可能性があると言えます。
とはいえ、自分で一からミステリー要素を考えるのはまず無理なのですが、このあたりはどうしたら良いのでしょうか?
対策として、例えば、著作権が切れたシャーロック・ホームズからアイディアを借用し、現代風にアレンジするなどが考えられます。
このようなやり方が正解でしょうか?
上記の回答(ミステリーのトリックの作り方。著作権が切れたシャーロック・ホームズなどから借用するのが正解?の返信)
投稿者 本 : 2 投稿日時:
はじめまして、うっぴーさん。最近推理小説を読み漁っている本です。
シャーロック・ホームズの名前があったので覗きにきました。
ホームズを現代風にアレンジして対策とのことですが、ベネディクト・カンバーバッチさん主演BBC版のシャーロックがあります。電報ではなくスマホやパソコン、馬車ではなくタクシー、現代のロンドンで事件が起きます。ワトスンくんが伝記作家ではなくブロガーです。もしもシャーロック・ホームズのことで現代風にアレンジするのであれば、参考に...。
トリックを考えるのであれば、シャーロック・ホームズだけではなく、いろんな推理作家を読むべきかと。特に海外の作家さんです。密室、叙述など...それぞれの先駆者が多いですし...。
あと、推理小説の読者はラノベより年齢が上だったり、舌の肥えた人たちがいたりしますので、著作権が切れていようといまいと「そのまま」でも「参考」でも、あの作家のトリックだ、じゃあ犯人は...と見抜かれるかもしれません。
借用するのであれば、キャラがホームズ好き、推理小説好き、等々の設定にするといいのでは? 「これはあの事件に似ている! 模倣だ!」とか言えそうですし。あと、犯人もそういう設定にするといいかも...。
トリックはそれぞれの先駆者がいらっしゃいます。いっぱい読んで探してみてはどうでしょうか。
長文失礼しました。参考になればいいですが...。
カテゴリー : トリック・ミステリー要素 スレッド: ミステリーのトリックの作り方。著作権が切れたシャーロック・ホームズなどから借用するのが正解?
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