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タイトル:異世界単騎特攻の批評 投稿者: BB

 取り敢えず三章、で良いのか。そこまで読みましたが、まず主人公が武術を通して、肉体的な向上心を強く持って日頃から鍛錬に精を出している割には、精神的には非常に未熟、というよりクラスメイトや教師への評価を述べる際には多少なりとも侮蔑に近い、見下した様な意味合いを含んでいた様に読めました。
 更に五歳から武術を始めたとありますが、それは見様見真似でそれらしい筋トレをしているのか、それともちゃんとした人物から師事を受けた上で現在は一人で修練を積んでいるのか。
 理解の魔法を受けたクラスメイト達が、この異世界の知識を得た割には三つの石やそれを揃える為には戦わなくてはいけない等、理解の魔法はなぜ目前の重大な情報を与えてくれなかったのか。
 金城を筆頭に急激に恐らく膨大な情報を脳に直接打ち込まれた割には、すっと染み込んでそのまま会話をしているのも不可解だし、金城以外のクラスメイトが、少なくとも主人公が知覚できる範囲で何にもリアクションをしないのは不自然。あと先生が自ら行動を示さないにしても、生徒の誰一人も彼女に助けを請わないのは少々違和感があるかと。
 少し読んだだけでも、引っ掛かりを覚える部分はあります。些事と言えば些事ではありますが、文法を抜きにしても設定や展開が難しいかと。

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