とりあえず2話まで読了。
web 小説ならではなのかも知れませんが、山も谷もない話が続き、展開が遅い。
もっと早い段階から物語を動かす努力をしたほうが良いと思います。
文章は一人称視点というか、独り言の箇条書きを延々見させられてるというか。
センテンス毎に改行し、空行を入れるスタイルとの組み合わせで、小説らしからぬ様相に。
見やすさを考えてのことだと思いますが、過剰で悪影響を与えていると思います。
キャラクターの動きや状況描写もないので、「体験したいイベント」だと、主人公が桜並木の中の下校を妄想しながら部屋で膝を抱えてブツブツ呟いてるイメージです。
これらはもう少し文量をかけて描写したほうが良いかと。
語尾に同じ語が続く傾向もマイナスポイントで、メリハリのなさも併せて稚拙さを感じさせます。主人公のセリフとモノローグのほとんどが「~な」で終わってる気が。このあたりも改善点ではないかなと。
ちら見した先の方に、
「日本語的なルールが滅茶苦茶だとしても、読んでて楽しいなら、すべてが許される」
という主人公のモノローグがありましたが、これもしかして天界聖夜さんの気持ちの代弁ですか? もしそうなら認識を改めたほうが良いかと。
ルールを守るのが「読んで楽しい」への近道です。
基本は大事ですよ。