一気に読むことができました。読み切りマンガ的な面白さが溢れる作品でした。
表現とか突っ込みどころとかは大体他の方の感想通りですので、もし他に私なりに改善するならどうするか、ということを考えてみました。
・リョウスケが便利屋すぎる→リョウスケをとことん便利屋にしてしまいましょう。このままでも十分便利屋ですが、もっとどんな下らないことでもなぜか叶えてしまう、変態万能マッドサイエンティストみたいな、もしくはドラえもんみたいにしてしまった方が、読者も元気よく突っ込めると思います。どうしてリョウスケはなんでもできるの? それはリョウスケだからさ、というノリです。
・主人公をのび太的にしてしまう。で、リョウスケえもんに頼った結果、今回のようなドタバタが起きてしまう、というと馬鹿馬鹿しさが増すのではないでしょうか。この主人公も結構ノリは良いようですが、まだ照れがあります。もう非常識でも良い気がしますね。
・お嬢様の正体についてさりげなくヒントがあったことには気が付きましたが、後で「やられた!」と思う類かというと微妙です。いっそお嬢様と正体を暴けるか否かの賭けをする羽目になった!とか。
一言で言うと「もっと馬鹿馬鹿しく、突き抜けてもいいんでない?」と思います。