こんばんは、のんです。序章まで読ませて頂きました。文章的にもストーリー的にもあまり言えることはないのですが、気になった部分を書き出していこうと思います。
先ず全体的な文章についてですが、誤字・脱字・テンポの悪さが見受けられました。書き終わってから一度しっかり推敲しましょう。もし既に推敲しているのでしたら、時間をおいて熱を冷ましてから見直して下さい。
地の文でもタイトルでも『少年』と呼ばれていた主人公が、3話目では『青年』になっていました。
それから、『──』はダッシュで駄目なようでしたら罫線と打つと予測変換に出てきますよ。小説家になろう様では入力補助メニューの一括変更で簡単に編集できますので、お試し下さい。
続きましてあらすじです。
▼そして魔族とは何なのか、禍族とは何なのか、『騎士』とは何なのか……。
敵である2種族と、英雄であるはずの『騎士』を並べるのは不穏で大変良いのですが。唐突で驚きました。神に選ばれた上位7人ではなかったのでしょうか?
恐らくあらすじ内に嘘や矛盾はないのでしょうが、だとすれば『認定』という言葉が悪かったですね。コレでは神が騎士だと命名した、ただそれだけの様に感じられます。
序章の展開からして、神が直接力を授けたりはしていないのでしょうが。常人ではなくなった、『騎士』となる前と後では何かが違う。そういった明確な言葉が欲しいところです。
単純に力を与えられただとか、騎士となった、だけで構いませんので。
それでは、本編にまいります。
序章を読ませて頂いて、3つ程気になる点がありました。
1つ目は、主人公がその場にいない英雄のように成りたいと、強く願った点です。
2話と3話冒頭で描かれた日常シーンにて、護ることへの執着は現れていました。それと一緒に、これも軽く描写してしまいましょう。
2つ目は
▼全ての悪、全ての闇、全ての死を体現したような“黒”で曖昧に姿を為した怪物。
魔族はどこへ消えたのでしょうか? 「おう、禍族には気を付けてな」と軽い調子で言われていたのも気にかかります。周囲にいない禍族を主人公がはっきり視認していますので、結構な大きさだと思うのですが......。
3つ目は
▼(……もし、挑んでお前が死ねば周りの人々は“護れなくなる”、良いのか?)
(死ぬのは怖いよ。でも――)
の流れ、描写が不足しています。
攻撃に耐えるばかりではジリ貧で、このままでは仕方ない。そんな思考から出た言葉なのでしょうが、『護れなくなること』が完全にスルーされていて、自己満足のようにすら感じました。