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タイトル:金鱗の竜姫と塩の馬の批評 投稿者: 堀籠遼ノ助

◆誤字脱字について
誤字脱字はほぼ見当たりません。難読語・旧字体(例:「契る」「儀式を執る」など)やルビの使い方も一貫性があり、文章全体のトーンに適しています。唯一気になるのは以下の点です:

「フェロス人」か「フェロフォーネ人」か表記の揺れがあります(設定的に「フェロフォーネ」は国名、「フェロス人」は民族名で分けている可能性もありますが、意図が読者に伝わらない可能性があります)。

「興味が沸いた」→「興味が湧いた」のほうが一般的で、読者に自然です。

◆キャラクターの魅力について
オズヴァルドの設定は明確で魅力的です。「塩の馬」という造語や概念は重厚感があり、彼の置かれた立場、運命、疲弊と諦観、そしてわずかに残る皮肉さがよく表現されています。

ただし、読者が感情移入できる“何かを変えたい”という能動的な動機がまだ弱い。「疲れている」「諦めている」だけだと、物語の牽引力に欠けます。中盤以降で彼が能動的に動く展開を用意しているのであれば、序盤で「何にどう抗えなかったか」「どうせならこれだけは守りたい」といった心理の断片を入れておくと、読者の期待値が上がります。

フィデンツィオは雰囲気のある存在で、文化背景を自然に語らせているのがうまい。ただし少し説明臭く、世界観紹介の“代弁者”に見えてしまいます。セリフ回しに皮肉や迷信深さなどキャラの癖がもっとあれば、印象が深まるでしょう。

◆分かりにくい表現について
全体的に文体は整っており、古語調や難読語のバランスも上級者の筆致を感じます。だが、読者を引き込む小説である以上、「難解であること」と「豊かであること」を混同してはなりません。以下のような点は引っかかる読者が出てくる可能性があります:

比喩が多重すぎる部分
 例:「鈍い風にそよぐ絹が煤に晒されたように褪せている」など、比喩が二重三重になりすぎて、一読で視覚イメージが掴みづらい。

固有名詞の密度
 「スク・ア・ルジェ島」「化竜神殿」「ヴェス・ビエト火山」「フェロフォーネ王国」など、意味を補う描写がないと、読者が固有名詞に埋もれてしまいます。覚えきれず、地理や文化の把握が困難に。

語彙の重さとテンポ
 この冒頭約2000字で「盛り上がりらしい盛り上がり」はないにもかかわらず、密度の高い語彙と荘重な筆致が続くため、疲れる読者も出るでしょう。特にラノベ市場や若年層をターゲットにするなら致命的です。

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