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タイトル:安直愚直にエクメーネの批評 投稿者: カッパ永久寺

序章まで読ませていただいたので感想を書かせていただきます。
タイトル名や能力名が出てきたところは「おお!?」と思いました。読んでいくうちに設定の深さが見えてきて、意外と理論的な部分が見えてきて関心しました。
しかし、読み始めの部分はいささか『設定』の部分が足かせになっているような感じがしました。練られているようだけど、どのように料理されるかわからない、クセの強い設定のためこういう設定が好きじゃないとそもそも読み始めにくいところがあるかなと思います。話の流れも日常から非日常に落とされるという、『ありがち』なもののため、この作品の面白い部分が読み出し部分で感じられなかったのが惜しいと思います。
魅力的な設定はむしろ作品の魅力となっているので、そこを読み始め部分に見いだせたらもっといいと思います。また、話の流れも『普通の話じゃない』と思えるような部分が最初の部分にあればよかったと思います。

某作品のリスペクトはあれど、この作品ならではの“設定”もあったので深さを感じました。ただ、惜しいところとしては話の引っ張り方が弱いところだと思います。魅力的な設定は目を引くところもありますが、同時に「わかりにくい」ところがあったため、諸刃の剣かなと思いました。あとはキャラクターが弱かったところが惜しいと思います。まだ序章だけなので判別できない部分もあるのですが、序章は能力の話や世界の話などがつらつらと並んでいた感じで、人物への感情移入がしにくくなってたかなと個人的に思います。序章の最後の展開も考えると、やはり一人ほど、強烈に感情を揺るがすほどのヒロイン、相棒みたいなのが欲しいと思います。

なかなかクセの強い作品と思いますが、個人的にはこういう話が好きというか、過去に自分もこんな感じのをつくってたりしてたので……応援したいところがあります。
時間があったら引き続き読ませていただこうと思います。
どうも失礼しました。

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