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タイトル:キュアノジア国物語(仮の批評 投稿者: エンピーツ

以前、『俺の前世が勇者だった件』でお世話になった、エンピーツです。作品、読まさせて頂きました。提示されている3つの疑問について、感想を述べます。

○続きを読みたいかどうか

正直、続きを読みたいと思えるほどのフックはありませんでした。物語の向かう先が分からないので、期待を持てなかったです。それと異世界ものを見慣れているせいか、魔法もモンスターもいない古代の世界に、興味を持てませんでした。なんというか、刺激が足りない感じです(曖昧ですみません)。

○キャラクターの魅力について

鞭打たれる奴隷を見て、胸を痛めるヴァシリオス。見ず知らずの子供のために自分を犠牲にするヨリィ。二人の英雄的な行動に共感し、感情移入できました。人を助けることの大切さを再確認したほどです。

○舞台の印象

ギリシアらしさが出ていたと思います。具体的にはキャラの名前と奴隷制度でギリシアをイメージできました。ただ、ヴァシリオスという名前が覚えづらく、とっつきにくさがありました。

偉そうなことを書いてしまいましたが、個人の感想なのであまり気にしないでください。それでは失礼します。

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