>あまくささん
ドラコンです。ご感想を何度か読み返しましたので、遅ればせながら、返信の追記です。
>私があげた案は感想としては僭越というか、いささか踏み込みすぎかもしれません。
「意見押し付け」について、随分お気遣いいただきありがとうございます。これはあまりお気になさいませんように。あまくささんとは長いお付き合いですし、毎度有益なご意見をいただいております。あまくささんのように信頼できる方と、名前を知っている程度の人物とでは、ご意見の重さや感じ方は当然異なります。
>例えば、序盤~中盤に幽霊皇后の故郷の思い出を伏線として散りばめておくのはどうでしょうか? ベタかもしれませんが、獄中の主人公が幽霊の影響で彼女の故郷の夢を見るという手もあります。そんなふうに幽霊皇后の故郷への想いを断片的に読者に仄めかしておいて、最後の汽車旅行で「ああ、あの不思議な風景はこれだったのか」と明示する要領です。
先の返信で、「拷問部屋での取り調べ時に、部屋が暗くなる怪奇現象を起こしておいたほうが良かったのか?」と書きました。
さらに踏み込んで、この場面で銀鈴が気絶し、幽霊皇后輿入れの花嫁道中の夢を見る、にしても良かったですかね。
書けるかどうかは分かりませんが、次作を書くとすれば、今作の最後を「幽霊皇后の里帰り」とする「改稿版」にするか、「今作の続き」として、別個に「幽霊皇后の里帰り」にするかは、迷うところです。
>300年前の悪帝・悪妃の流れをくむ一族が宮廷の一部で勢力を保持していることにすれば、かっこうの悪役として使えます。流れを汲むといっても縁が薄いのでそれほど問題視されてはいないというくらいの立場で、秘かに現皇帝一族への悪意を受け継いでいる感じ。
悪妃・悪帝の流れをくむ皇族か貴族(皇族・貴族の序列では最末席)には、「バカ殿」になってもらうのも、一興ですね。
今作の改稿版か、次作のネタかは分かりませんが、あくまでもパッと思い付いた一案です。芳雲や幽霊皇后を、皇族・貴族なら芳雲が自由に後宮に出入りでき、皇帝とも仲が良いことや、「銀鈴」の名は知っているはずなのに、それとは気付かずに口説いてくる感じで(お子様の銀鈴はお呼びでない)。いや、気付いていて、皇帝への意趣返しで墓穴を掘る感じか?