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タイトル:寿国演義 無邪気皇后銀鈴、茶番で投獄されるのことの批評の返信 投稿者: ドラコン

 >あまくささん

 ドラコンです。ご感想ありがとうございます。お待ちしておりました。

 ご存じの事情で、創作意欲が減退しています。

 >300年前の悪帝・悪妃の流れをくむ一族が宮廷の一部で勢力を保持していることにすれば、かっこうの悪役として使えます。流れを汲むといっても縁が薄いのでそれほど問題視されてはいないというくらいの立場で、秘かに現皇帝一族への悪意を受け継いでいる感じ。

 >ドラコンさんには本作を陰謀劇にする意図はないことは承知していますが、叛意というほどのものではなく、自身の地位の向上を画策するついでに少し嫌がらせをしてやろうかという程度の悪意もありかなと。

 このネタはあり得ますね。皇帝への子供じみた嫌がらせ目的の呪詛が、変な方向へ作用した、というのも面白そうですね。

 ただ、「主人公不在の場面」が出てきそうなので、その扱いをどうするのか? が迷うところです。

 >終盤の汽車旅行のエピソードは、そこまでの展開とのつながりが薄いように思いました。

 確かに、終盤の鉄道旅行は要らないといえば、要らなかったんですよね。元々の案では、鉄道の存在は作中の物価に絡めて、地の文に「鉄道運賃」を紛れ込ませておく、程度でした。

 ですが、「創作相談掲示板」のご回答で、「幽霊皇后が見られなかった、『未来』を見せてやって欲しい」とのご意見がありました。その「未来」の象徴として、「鉄道」を登場させました。「鎌倉幕府滅亡(1333年)」と「徳川家康の征夷大将軍就任(1603年)」のと違い(270年間)よりも、「天保の改革のころ(1841年)」と「鉄道網が広がっていた明治33年(1900年)」との59年間のほうが違いが大きいですからね。とにかく「完成させる」ことを第一に、単純な形で、考えて、こうなりました。
 
 >例えば、序盤~中盤に幽霊皇后の故郷の思い出を伏線として散りばめておくのはどうでしょうか? ベタかもしれませんが、獄中の主人公が幽霊の影響で彼女の故郷の夢を見るという手もあります。そんなふうに幽霊皇后の故郷への想いを断片的に読者に仄めかしておいて、最後の汽車旅行で「ああ、あの不思議な風景はこれだったのか」と明示する要領です。
 
 そうですね。そっちでも良かったかな? との感じもします。今すぐ書くわけでもありませんし、書けるかどうかも分かりませんが、「幽霊皇后の里帰り」ネタは、考えています。
 
 >ちょっと感じたのは、本編はいくつかのパーツにややバラバラ感があるかなということです。一方でキャラは好感が持てましたし、後宮演劇、茶番裁判~投獄の顛末、過去の悲劇、蒸気機関車の旅など、一つ一つのパーツはけっこう魅力的で、手堅く書かれてもいました。なので、パーツをつなげる工夫をして物語に一貫性を持たせてほしいなとは感じました。
 
 本作は「当代の皇后(銀鈴)が、幽霊皇后に気に入られて、仲良くなる話」が、「基本色」です。
 
 今になってみると、幽霊の存在を示す「怪奇現象」の出番が遅かったな、という感じがします。以下のようにしてほうが良かったかな? と考え直してもいます。
 
 ・拷問部屋での取り調べで、部屋の中が真っ暗になって、夏なのに冬の寒さになる(元々はこの案だったが、この後の獄中の場面で、銀鈴が平然と「囚人ごっこ」を楽しんでいるのが違和感がありそうで、ボツ。だが、怪奇現象に遭って投獄されても、平気でお菓子をパクついているほうが、銀玲らしいか?)。
 ・獄中で、「赤毛の美女(幽霊皇后)」の姿を見掛ける。
 
 前にも書いた通り、「完成させることを第一」に、掲示板に投稿していたネタを繋ぎ合わせて書いたら、こうなりました。執筆体力がないので、推敲のほうも十分できなかったですね。

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