>読むせんさん
ドラコンです。再度ありがとうございます。
>魔法系は正直、使い方が厳しいです。それこそ雑談に近くなるので、あっちで書こうと思います。
そうですね。ここで魔法の議論をしても、筋から外れますからね。ですが、簡単に書いておきます。
>九字のルーツは儒教ですが以降の修験道とかでアレンジされまくって和風感もありますね。
九字の呪文のルーツは、太上老君や西王母を祀る「道教」のほうです。道教は、陰陽道と関係が深い、とされています。呪文が同じなのも、当然かと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E5%AD%97
儒教のほうは、『論語』「述而」に「怪力乱神を語らず」(人知で推し量れず、理性で説明できないことは語らない)とあります。
「臨兵闘者皆陣列在前」+「(効果)」+「急々如律令」形式の呪文は、嬉野秋彦氏著、1990年代後半~2000年代初頭の中華ファンタジー『チキチキ美少女神仙伝!』(角川スニーカー文庫)、『チキキキのわ~る烈風伝!!』(ファミ通文庫)で、ヒロインが使っていました。
ただ、「効果」のところは、「絶火来々」といった感じで、お札を投げ付けて、敵を攻撃していました。この呼び出す効果が、「〇〇来々」と漢字4字になっていることと、語尾「来々」なのが、中華っぽさを演出しています。
作中の「中華っぽさ」の演出は、主に「食事」でやります。「●銀鈴、姉弟子の取り調べを受けるのこと」の先の、「●銀鈴、獄中で差し入れを受け取るのこと」以下の項では、中華料理を出しますので。
これは先の返信で書き忘れたので、書いておきます。
>ギミック解説に拘り過ぎて場所が【後宮内のとある空き部屋。】だけなのもちょっと惜しい気がします。
>北側の暗い一室なら明かり目的のロウソクやカワラケをつかった行灯の持ち込み、そのせいで気温が上がっちゃうとか。それを冷やすためにゴージャスにも貴人のために設えられた高価な機具である扇風機を持ち込みしている。とかのシチュエーション説明が好き。
建物関係の描写というか、シチュエーションの説明は、中盤以降で多少出てきますね。氷風扇の場面は、冒頭も冒頭なので、建物関係の描写やシチュエーションといった「説明」をくどくど書くのには、抵抗がありました。
それでも、銀鈴の背景については、「主人公」なので、書く必要があるかな? と判断し、あのように書きました。銀鈴の背景は書く必要があったのでしょうか?