どうも大野さん。鬼の王無惨こと、如月千怜です。
出ていく前にけじめをつけたいと思ったので、二年越しに返信を書かせてもらいます。
というのも、最近この作品を別サイトで読んでもらい、また厳しい意見を貰ったので、この感想をそろそろ見つめ直す必要があると思っていたのですよね。
感想の内容としては(細部の言葉遣いを含めて)今でも異論を唱えたくなる部分がないと言い切れないですが、今読み返すと正当な指摘だったと思います。
個人的に1.2.4.6の指摘は重たくて、現在はこれらの部分は他の方にも指摘されたことがあるので、現在はこれらを中心に第1章から作り直しを検討しています。
やっぱり時間を置いてから気づくことができることってあるんですね、と思いました。
(アンチの人々も誹謗中傷の厳罰化が進む前に自分の間違いに気が付いてくれたらいいのですけど……)
ただ5に関しては既存のファンの方から評判のいい部分なので、残念ながら直すのは難しいです。
特にテオドール周りの批評に関しては、テオドールが私自身すら想定していなかったほどに人気になってしまったため、彼が好きで喜んでいる人達を裏切るような作り直しはあまりしたくありません。
もちろん大野さんの好みには当てはまりにくいキャラクターだったという結果としては、受け取っておきますが。
エミリーがないがしろにされている、というのはもちろんあったと思いますが、別サイトではアレックスの扱いに対する苦情も一緒になっていることが多かったです。
実際に大野さんが言う「フィーアが無意味に怪しまれることをするのが悪い」「それを疑うアレックス達の行動は正当である」というような感想が他の方からも多く来ました。
中には「アレックスの懺悔に対してフィーアの態度が恩着せがましい(意訳)」という人もいました。
他の方の意見も照らし合わせて考えると、アレックス達をないがしろにしてまでテオドールを濃くする必要はなかった、という面では大野さんの苦情にも一理があるのでしょうね。
冷静になった今では大野さんの感想がすごく役に立っています。
読み返すたびに良くも悪くも「お互い青かったなあ……」という気持ちになれます。(勝手に俺を巻き込むな、と思われたらゴメンナサイ)