都Pさん、ご意見ありがとうございます。
瓜坂の個性を出し切れていない件は、確かにその通りだと考えます。ただ、問題点として言うと『詐欺師』という言葉を使ってしまった事であり、主に四話後編で回収される伏線の都合上、彼にそこまであくどい事をさせるわけにもいかないのです。
まあ、『嘘を吐けないオカルト』『頭脳戦で戦う無能力者』という設定から、どうタイトルを付けたか迷った末の物だったんですが、詐欺師という言葉に対して小悪党のイメージが強すぎて、確かに瓜坂に会ってないかもですね。
矢加部ちゃんの能力説明に関しては、『荒事になった時に逃げるための戦力として連れてきている』『捜査には役に立たない能力である』の二つの意味が有ります。あと、能力そのものが4話後編で回収される矢加部ちゃんの正体への伏線になっているので、読者の記憶に残りやすい位置で書きたくなかったのも有ります。
ヤマモトの『ヤマモト』はモロに伏線です。ヤマモトの正体がとある大物妖怪なのですが、所謂『名前バレが弱点を突かれることに直結する』世界観なので、瓜坂は普段仇名を使っている、という設定です。ただし、ヤマモトを漢字変換しただけでもバレる可能性が高いので、あえて『仇名』とは明言してません。ちなみに、本名の読みは『ヤマモト』じゃないです。
ルイスのジョジョネタに関しては、確かに顰蹙を回想なんですよね。しかも散々擦り倒されたネタなのも事実。ただ、ルイスが日本オタであること、そして実は『表面的にしか日本文化を理解していない』事が伏線に当たるので、別のネタに置き換えるにしても、分かりやすいパロディネタにせざるを得ない部分がありました。
ルイスの血縁者のネーミングは、『どうでも良い者です(どーでもいいものです)』を適当にアナグラムした後、音を整えただけですね。
伝承ネタを扱っているだけあって、ほぼ全てのキャラクターを名前を調べれば正体がわかる・正体をアナグラムした名前にしてあるので、こんな名前になりました。まあ、多分消しますが。
なんか、全てのご意見に反論したみたいになってしまいましたが、瓜坂の詐欺師要素やルイスのパロネタに関しては、特に気を付けるべき部分だとは理解しています。
ご意見ありがとうございました。
とても参考になりました。