ブルース・クリーンさん、ご返信ありがとうございます。
ハルヒは昔友達から借りて読んだっきりですね。なんで出てきたんだろう…。しかも「うーんアニメは面白かったのになあ」とか思いながら読んでいた気が。
やっぱり売れる作品だけあって、当時「微妙だな」と思いつつも何かしら印象に残るものがあったんですかね。
あ、そうだ、「非日常に巻き込まれたい」ではなかったですね(汗)眺めたい、が正しかった。
ああ、ハルヒ含め異能者(?)たちに感情移入するのは難しいから、最初から異能者に興味を持ってる一般人を置いて呼び込む…というかハードルを下げた感じなんですかね。
言うなれば自己投影できる主人公? 読者が入りやすい一般人をあえて主人公にする、っていう手法はよく聞くんですけど、個人的にはキョンの「退屈を紛らわせたい」って部分になるほどって思わされました。
最初から非日常に興味を持ってるし、退屈を紛らわせたい意思も出てるから、その後ハルヒに接触しに行く(キョンからはちょっと話しかけただけだった気がするけど)流れがスムーズなんですね。
しかも「面倒事は嫌」っていう気持ちも出てるから、事態を収拾させようとするのにも違和感がないっていう。私も含めですけど、読む気の湧かない作品にはこういうのが足りないのかも…。主人公の行動理由の提示がなおざりというか。ないわけじゃないのに、ちゃんと示されていないというか。「退屈を紛らわせたい」「面倒事は嫌」程度であっても、ちゃんと示してるかどうかが違うというか。
そういう小さなことでも、あるだけで読者を引っ張れる…的な。いや、ないと問題なだけなんだろうけど(汗)
キョンの冒頭のうだうだ語りはあえてだったのか(汗)計算すご。
しかし、
>それをぶち破るような極めて具体的で目を引くシーン
ハルヒの登場で目を引いて落差を作ってる、っていうのはよくわかったんですけど、これが自分のこととなると急にわからなくなるわけでして…(涙)
いや、ただの泣き言なんですけどもorz
キョンが揺れ動いてる…あたりはどうだったかな。読みはしたけど、彼、揺れ動いてましたっけ…。
当時、面倒事は嫌とか気だるそうにしてる主人公なのに、猫の話の事態を収拾させたあととかだったかな。「何が来ようとも、守ってやるさ」みたいなこと言ってて、どっちやねんこいつハッキリしねえなあ、とイラついた記憶が。(よくおぼえてない状態で、申し訳ないですが…)
それを貸してくれた友達に言ったら、キレられた記憶が。
表では「あーダルい」みたいなこと言ってるくせに、彼は芯はかなりしっかりしてたような気がするんですよね。そのへんのギャップが自分はついていけなかったというか、やれやれ系が苦手で感情移入できなかった…。
個人的な感想だけ言っててすみません。しかしハルヒはもう一度読んでみたいと思います。好みか好みでないかはともかく、かなり計算されて作られてるんだろうなと納得がいきました。
自分に応用できるかはわからないですが(汗)
シャーロック・ホームズで思ったんですけど、いわゆる俺TUEE系は天才を主人公にしてウケてるんですよね。これでいうとワトスン(ワトソン、じゃないのか…!調べてしまった)じゃなくてホームズが主人公。
…って思ったんですけど、俺TUEE系はまたジャンルが違うのか。いろいろ考えてたんですけど、わかりやすさや感情移入においてはまた違った工夫がされてるのかなと。
俺TUEE系はちょっと関係なさそうでした。というか話がすごいあっちこっち飛んでてすみません(汗)
改めまして、ご返信ありがとうございました。