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タイトル:帰還勇者は帰ってきても忙しいの批評 投稿者: いーぴん

なろう版の第1話まで読みました!
"神様の勧誘、その接待"という物語の(おそらく)軸となる部分に惹かれました。全体的な感想としては面白そうだなぁ、と。

欠点の指摘歓迎とのことでしたので、個人的にマイナスと思った点を挙げていきます。※辛口注意!

1.面白くなるまでが長い
本命の、神様が出てくるまでのシーンまで辿り着くのに時間が掛かってるなぁと感じました。主人公とその先輩とのやり取りが終始世界観の説明で終わっており、また地の文も説明なので、少し焦れったいです。ただ、後輩が出て来てからはそのようなことは無かったので、ここからお話を始めてもいいかなと思いました。

2.一部キャラクターの性格が分からない
1と関連して、序盤が世界観の説明に尺をとっている分、先輩については彼の魅力が分かる前に出番が終わっているなぁと感じました。極端な話、この先輩のセリフ全てを主人公の独白に置き換えてもお話が成り立ってしまうような気さえしてしまいます。後の後輩は、主人公とのやり取りからどんなキャラなのか掴めるので問題ないのですが、先輩だけ気になりました。

3.説明が長い
「ここ地球にて、昔は凄かった神様たちは、最近の宗教離れのせいで仕事が無くなり、リストラされて現ニート!でも能力は高いから異世界の神様はこの子たちを雇おうと思ってるよ。主人公たちはその仲人だ!」ということを伝えたいのかなと思ったのですが……合ってますか?(間違ってたらすみません!)
"神様の勧誘、その接待"というせっかく面白そうな設定があるので、序盤における説明はこのくらい短い文に留めておいて、神様とのドタバタシーンを前面に出すとより良くなるかなと思います。

……これは本当に個人的な感想なのですが、先程から繰り返しお伝えしている「説明の冗長さ」これが本当に勿体ない作品だったなぁと感じました。
かなり辛口な、しかも主観的な意見なのですが、自分の全体的な感想として「面白そう」と挙げたのも、「面白い」と感じるシーンにたどり着くまでに息切れしてしまったのが理由です。「面白そう」な設定、キャラクターがいるのに、それが「面白い」に繋がるまでに読むのをやめてしまった。だから「この作品は面白そうだなぁ」と。あくまでも自分一人の感想なので、そんな感想を抱く人もいるんだという程度に留めて下さると幸いです(^^)

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