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タイトル:寿国演義 銀鈴、都へ行く 急行列車と動物支障と家出娘の批評 投稿者: 平野ハルアキ

最後まで拝読させて頂きました。

>1、読みやすさを考えて、度量衡はメートル法の漢字表記にしたが、その印象は?
特に違和感はありませんでした。メートル法が使用されている事そのものも「異国(泰西)から伝わったのだろう」と無理なく補完出来るため不自然さは感じませんでした。

>2、作中人物が「洋服」を着ている印象はあるか?
ありませんでした。服装だけでなく、世界観描写もしっかりしていたため、自然と中華風の衣装、意匠が思い浮かびました。

相当な知識量を持った、あるいは十分に調べた上で執筆なされている事がうかがえ、読んでいて「?」と引っかかるところがありませんでした。
強いて言えば漢字が多めで読み仮名が一度しか登場しないため、特に人名で「どう読むんだっけ?」と思う事はありました。しかし中華風世界観である事を考えればむしろ当然でしょうし、問題点とまでは思いませんでした。

一応、重箱の隅レベルの指摘……というよりも「私ならこうする」という点を挙げますと、

>銀鈴は、紙包みを破いて、あんまんをひと口口にした。

「口」が二度続くのを避けるため、「ひと口ほおばった」「ひと口かじった」などにします。

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