俳句添削道場(投句と批評)

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茶処へ着くまでの冬紅葉冬紅葉

作者 藤井茂  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

枯葉や濡れ葉に少し足元をきをつけながらの景です。

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「茶処へ着くまでの冬紅葉冬紅葉」の批評

回答者 秋沙美 洋

藤井さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

んーちょっとこれは冬紅葉を重ねたのが失敗していると思います。
「ふゆもみじ」の五音を繰り返すとそれだけで十音になります。繰り返す語句として、冬紅葉は非常に難しいですよ。
リフレインを用いる場合、前提として最低限のリズムを整えてやる必要があると考えます。
御句の場合、「茶処へ」「着くまでの」「冬紅葉冬紅葉」5・5・10の組み合わせが、何回か繰り返し読みましたがしっくり来ませんでした。
リフレインは僕も好きでたまに用いるんですが、相当難しい技術だと思っています。ここは素直に575で詠んだ方が得じゃないでしょうか。

「茶処へ道一面を冬紅葉」
これくらいにしとくと、光景を立たせつつリズムもそこまで崩れないと思いますが、どうでしょ。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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添削対象の句『茶処へ着くまでの冬紅葉冬紅葉』 作者: 藤井茂
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