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冥界と往来繋ぐ秋曇

作者 猫山竹  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お彼岸頃の句です。秋分の日はなぜか、雨の予報であっても当日になると毎年明るめの秋曇。完全に曇るでもなく晴れるでもない天気になる事が多いです。何となく、此岸と彼岸の中間地点にいる様な感覚になります。諸々の事象の境が曖昧になる日…彼岸にいる故人もこちら側に来易い日なのかも知れないなぁ。

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「冥界と往来繋ぐ秋曇」の批評

回答者 秋沙美 洋

猫山竹さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

作者が感じた事をそのまま表現した句は好きです。「繋ぐが如し」などとせず「繋ぐ」と言い切る思い切りの良さもいいですね。
「往来」は削っても意味は伝わるかなと思いました。「冥界を繋ぐ秋曇」だけでも、あの世とこの世が繋がってる事は分かります。
余った4文字で表現出来る事は色々ありそうです。
僕だったら…冥界と繋がってそうな秋曇を見て向こうにいる故人へ思いを馳せる人も居そうだな…と思いつつ、一句提案します。

「冥界と繋いでくれろ秋曇」

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削対象の句『冥界と往来繋ぐ秋曇』 作者: 猫山竹
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