「うりずんや筵の綾のごと生きる」の批評
回答者 そうり
南海の記憶さま
勢いのある気持ちの良い句ですね。「うりずん」、、、初めて知る言葉で、調べましたら、「潤い初め」が語源で「冬が終わり大地に潤うが増していく時期」とありました。
「うりずん」「綾」「生きる」が響き合い、沖縄では短いこの時期を、「筵」の網目のように、交わりながら、関わりながら力強く生活していく姿を浮かべました。発想のすごさに、いつもながら「脱帽」です。
点数: 3
添削のお礼として、そうりさんの俳句の感想を書いてください >>
「うりずん」とは、本州の春とは違う沖縄独特の春のことで、一年で最も過ごしやすい季節です。「筵(むしろ)の綾」のように真っすぐ生きていくという決意を詠みました。