俳句添削道場(投句と批評)

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初霜に山は錦のほうかむり

作者 菊花  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

初霜で本格的な冬到来です。野菜の冬支度に外に出れば、山は紅葉の真っ盛りでした。

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「初霜に山は錦のほうかむり」の批評

回答者 素一

こんばんは!
お久しぶりです。
今朝は-3℃。毎朝です。玄関から見る1500m級の山は頂上辺りは霧氷で白く見えます盆地を囲む山はまだら模様。紅葉が残っているのや枯木立です。
菊花様と同じような気候かもしれません。
「ほおかむり」ですよね。おくら様が申している様にこの場合「初霜」と「山は錦」と季重なりのように思えます。
やはり「初霜や」でいきましょう。
話は変わりますが、千日草の「峡冬田」のおくら様のコメント読んでみてください。
駄句ですから句のコメントは必要ありません。楽しい?お話がありますよ。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「初霜に山は錦のほうかむり」の批評

回答者 平果

句の評価:
★★★★★

「山の上にも織る錦」と歌われる通り、色とりどりの紅葉に染まった山の美しさには目を奪われますね。その山の様を「錦」の頬被をしているようだと捉えるのは、面白い表現だと思います。細かい指摘でお気を悪くなさらないでいただきたいのですが、「ほうかむり」ではなく「ほおかむり」ですね。

さて、その「ほおかむり」が冬の季語であって、「初霜」と季重なりになってしまっており、更に、言葉で表現されていませんが、紅葉の景を詠んだものであるという点が、この句の難しいところですね。
「錦のほおかむり」という表現の面白さが貴句の芯だと思いますので、「初霜」を省き、「山は錦のほおかむり」はそのままに、新たな上五を考えたいところ。しかも、その五音に「紅葉」を入れず(入れると秋と冬の季重なり)、紅葉を表現するとなると、冒頭で引いた『紅葉』の歌にかなり寄ってしまうのですが、「赤黄色」くらいしか、私には浮かびません。

赤黄色山は錦のほおかむり

となるわけですが、この句における「ほおかむり」は、実際の手拭い等のことではなく、紅葉の比喩です。季語を比喩として用いて句に据えていいのか。私は勉強不足で分かりません。もし比喩が駄目だとするとなると、この句は諦めなければならなそうです。この点について、御存知の方がいらっしゃれば教えていただきたく存じます。

点数: 1

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初霜や山は錦のほおかむり

回答者 丼上秋葵

句の評価:
★★★★★

おはようございます。
お陰さまで、熱は下がりました。
今日もクールに、おくらです。

拙句「銀杏黄葉」の句に、ご批評を賜り、誠にありがとうございました。

銀杏の葉を扇に例えることは詩歌歴の長い方だと割とありきたりだと受け止められがちなのですが、【扇で舞う銀杏黄葉の一世一代の大舞台】という着想は、比較的、斬新なのではなかろうか、という拙句でした。その最もお伝えしたかった「一世一代の大舞台」の句意を、丁寧に汲み取って下さり、嬉しかったです! ありがとうございます!

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

まず、平果様に拙句「百人一首」の句にご批評を賜りましたことへの心からの感謝をお伝えすると共に、座五の「ほおかむり」を季語として、どう扱うのか? という、ご質問にお答えさせていただきます。

答えは、季語としては扱わない、です。今作に関しては、【〈山がまるで、ほおかむりをしているようだ〉という〈山の紅葉の暗喩〉として「ほおかむり」という言葉が機能しています。〈暗喩として用いられた言葉は、季語として機能しない〉。】このことは、私が、この道場で身を以て学ばせていただきました。ですので、この句の季語は「初霜」で動きません。ご安心ください。

御句の視覚的情景描写はしっかりとされており、平果様がおっしゃられておりますように、読み手の目の前に鮮やかに景が浮かびます。

御句の一番の問題は、「初霜」と「ほおかむり」の因果関係です。

上五を「初霜に」としてしまうと、【冬が到来し、初霜が降りるほど、寒くなった。だから、山も紅葉している】という順接の因果関係が生まれてしまいます。

ですが、恐らく、句意としてはまったく逆なんですよね?

【冬が到来し、初霜が降りるほど、家の前の畑は冷え込んでいる。にもかかわらず、山はまだ秋の装いだ。紅葉はほおかむりをしているように見える。】という逆接の句意だと、私は受け止めたのですが、いかがでしょうか?

だとするならば、【山はまだ秋の装いなのに、冬が到来を告げる「初霜」が降りたことに対する、詠み手の感動を強調するためにも、上五は「初霜や」とする】のが、適切だと思います。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

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