珈琲にゆらゆらゆらり月の舟 回答者 一本勝負の悠 2019年11月04日 佳き景が見えます! 中七のと/がやや説明くさいので、消しましたがいかがでしょうか? 句の評価: ★★★★★ ★ 点数: 1 いいね!(+1点) 添削のお礼として、一本勝負の悠さんの俳句の感想を書いてください >> この批評を非表示にする この人をブロック
こんばんは。
現役カフェ店員おくらの、シリーズ第三段です!
酒の杯に月を浮かべるのは、平安時代の頃から使い古された、手垢まみれのベタな内容ですが、珈琲ならばどうか! と思い付きました。
ブラック珈琲は、夜空のように真っ黒だし、むしろ、星月夜ごとカップの中に注ぎ込んでしまえばいいのでは?
と、ここまで考えて、類句がないかネットで検索したところ…(´;ω;`)
『月光浴』柴田淳
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B00309
参考:うたまっぷ
くそー、やりますね💦やはり、私の浅はかな考えなど、すでに先人が通った道だったか…orz
しかし、そこで諦めないのが、粘り強さに定評のあるおくらです。
× 珈琲に月を浮かべて夜長かな
× 珈琲やカップに揺れる星月夜
× 珈琲やカップに揺れる月の舟
数々の推敲を経て、遂に辿り着きました。ぎりぎりの独自性。
◆珈琲にゆらりゆらりと月の舟
中七の「ゆらりゆらり」は【「珈琲」に浮かぶ「月の舟」の視覚的情景描写】をしながら、【詠み手が「珈琲」タイムに感じているゆっくりとした時間】も表現してみようと試みました。上手くいっているでしょうか?
ご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。