「具に合ひし味の染み込むおでん店」の批評
回答者 丼上秋葵
こんにちは!
おでん美味しいですよね!私も固めの大根が一番好きです。
「おでん屋さん」を空間的な舞台装置として用いている句はよく見ますが、おでんの味の妙が一番で、それを作る「おでん屋さんを尊敬」するというお気持ちは千日草さん独特の、大事な句の心になりうると感じました。
御句は一目すると「おでん店」の説明に終始されてるように読めてしまうので、おでんとおでん屋さんに感動・敬意を抱いている詠み手そのものの気持ちも詠み込んだ方がいいのではないかと思いました。
それを踏まえて
「ぐ」と吾に染むる味かなおでん店
と直してみたのですが、いかかでしょうか?
「ぐ」は「吾」の感嘆の気持ち「ぐ…!」とおでんの「具」のダブルミーニングです。俳句において、小手先の駄洒落はよくないこととされていますが、そこはご容赦ください。
少しでもご参考になれば、幸いです。
点数: 1
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個性ある具にそれぞれの個性ある味をを出す妙。おでんが一番です。おでん屋さんを尊敬します。特に大根に感じます。