俳句添削道場(投句と批評)

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秋暮れて電話に集う部活の子

作者 04422  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

中学生携帯禁止。部活が終わると一つある前の体育館前の公衆電話に迎えの電話に集まります。

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「秋暮れて電話に集う部活の子」の批評

回答者 鳥越暁

とりいそぎ・・・
ご質問の件、結論を申せば「三段切れ」ではありません。
「電話に集う(のは)部活(終わり)の子」と切れは入らないので。

場面の切り替えを意識して作句なさると広がりが生まれますよ。
例えばコメントいただいた拙句では
「鵙の贄/朱に染まり染む雲の群れ」となります。
季語である「鵙の贄」で切っています。
情景としては、「枝にモズのはや贄が刺さっている」・・・贄のアップを想起させて切ります。その後、背景の空に目を移せば「雲が夕日に照らされて朱に染まっている」さらにその雲は一つではなくて「群れを成しているように」浮かんでいる。ということです。手法としては一つの「物」から周りの「風景」へとクローズアップするものです。利点は広がりが出て、趣が増すことでしょう。
ちなみに風景からマクロにズームアップする手法もありますよ。

点数: 1

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「秋暮れて電話に集う部活の子」の批評

回答者 鳥越暁

こんばんは。ご無沙汰です。
景色の伝わる句ですね。学生の若々しいゆえの賑やかさが伝わりました。
説明的と思われてしまうのは、季語が流れているからかと思います。
「秋暮れて」とするよりは、「秋の暮れ」と一回切った方が場面転換ができて良いと思います。更には、「秋夕焼」など切れが分かり易い季語を選択したりしてみてはいかがでしょうか。

点数: 1

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添削対象の句『秋暮れて電話に集う部活の子』 作者: 04422
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