「ふるさとは見知らぬ町ぞ秋の暮」の批評 回答者 渡 弘道 2019年09月27日 故郷や知らぬ顔々秋の暮 点数: 2 いいね!(+1点) 添削のお礼として、渡 弘道さんの俳句の感想を書いてください >> この批評を非表示にする この人をブロック
◆秋の暮
秋の夕暮
秋の夕
秋の暮~秋の日暮れを言い、暮れの秋~秋の終焉をいう。
吹きわたる風も哀をひとしめて
いづくも凄き秋の夕ぐれ
西行
例句
此道や行人なしに秋の暮
芭蕉
むかしやら今やらうつつ秋のくれ
鬼貫
みみたててうさぎもなにと秋の暮
千代女
蚊の声の誰尋てか秋の暮
也有
ちちははのことのみおもふ秋のくれ
蕪村
ひとり居や足の湯湧す秋のくれ
太祇
手招きは人の父也秋の暮
一茶
さみし身にピアノ鳴り出よ秋の暮
久女
鹿寄せの笛まだ鳴らず秋の暮
かな女
自習室
■語彙の重複はないか
・秋天やさも忙しげに急ぐ雲
悠
上の句は(薩摩のマジポン)さんに注意をいただいた私の句です。
(忙しげ)と(急ぐ)の意味合いの重複は、言葉の無駄遣いではないかとのご指摘でした。
まさしくそのとおりですね~!弘法も筆の誤り…なんちゃって~(笑)
マジポン様、ありがとうございましたm(_ _)m
・秋天やさも忙しげに~
結句を変更してみます。
・秋天やさも忙しげに~出前持
あまりパッとしませんが、
・秋天や~~急ぐ雲
よりはマシなようです。
このように、秋天のイメージがあまりに強いため、ついその後に対抗させる言葉が重なってしまったようです。これは酷い失敗例です。
ご指導よろしくお願いいたします。