「ふぐりにも陰にも似るぞ無花果ぞ」の批評 回答者 渡 弘道 2019年09月18日 地獄は何時も冬ですかお母さん 点数: 1 いいね!(+1点) 添削のお礼として、渡 弘道さんの俳句の感想を書いてください >> この批評を非表示にする この人をブロック
季語 365 無花果
2015年10月26日(月)
俳句一本勝負
無花果に髭まで濡れてしやぶりけり
悠
◆ いちぢく ◆
晩秋の季語。
秋の深まる頃に熟れる暗紫色の木の実。
果肉は柔らかく芳醇な甘さがあり、蔕からは乳白色の精液に似た汁が滲み出て、禁断の果実として神話にも登場する。
白無花果もある。
例句
葉にのせて無花果くれぬ二つ三つ
淡路女
無花果をもぐに一糸を纏はざる
鷹女
無花果を煮つめ琥珀の夕ごころ
管野明子
無花果を食うべて老のいのち延ぶ
誓子
無花果をむくや病者の相対し
三鬼
無花果食ふ月に供へしものの中
波郷
ふぐりにも女陰にも似るぞ無花果うまし
悠
女陰~ほと
俳句自習室
以下に
柊 美来さんのblog10-26へ寄せたコメントを転載します。
皆さんも是非とも、美来さんのblogを読んでみてください。
~俳句を始めてまだわずかですが、自然の中に生かされている草花や、人間を含む生き物たちの営みに目が向くようになり、
その存在の姿に感動(気付き)するようになりました。
自然の偉大さ、優しさ厳しさを感じつつ、それらの いのち を詠むのが俳句という、世界最短の定型詩なのかなと思います。
・天国はもう秋ですかお父さん
彩
近来、もっとも深い感動を覚えた一句です。
塚原 彩ちゃんという、小学女児の作品だそうです。。。
心に思いが有れば詩《俳句》は生まれるものですね。 悠