「梅なれど庭の真ん中鎮座する」の批評
回答者 あつこ
百合子さん
こんにちは。俳句はまだ今年になって始めたところです。
腹胃壮さんのコメントは的確と感心して読ませていただきました。
正直やはり「なれど」と「鎮座する」が気になるのですね。
こちらこそどうぞよろしくお願い致します。
点数: 1
添削のお礼として、あつこさんの俳句の感想を書いてください >>
作者 白井百合子 投稿日
回答者 あつこ
百合子さん
こんにちは。俳句はまだ今年になって始めたところです。
腹胃壮さんのコメントは的確と感心して読ませていただきました。
正直やはり「なれど」と「鎮座する」が気になるのですね。
こちらこそどうぞよろしくお願い致します。
点数: 1
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回答者 腹井壮
白井百合子さん、こんにちわ。
動詞についてコメントは御覧になって
頂けたでしょうか。因みに何故動詞がゼロか一つがいいのかは後で考えました。理論は後付けです。こういうところがテキトー派理系を名乗る理由の一つでもあります。
さて極端な言い方ですが原句ですと「梅のクセに庭のど真ん中に堂々と居座っている」と解釈されてもおかしくありません。「それじゃぁ梅の木がかわいそうってもんよ」なんて寅さんが言いだしかねませんね(笑)そこで白井百合子さんは自分と違い俳句のセンスが良い方なのでヒントだけ差し上げます。
立派な梅の木が立っています。ここで自分は上五を「梅の木や」で仮り決めにします。口に出して選んで見てください。「梅の木に」「梅の木の」「梅の木が」「梅の木は」「梅の木や」どれが一番梅の木が大きく感じますか?
今度は手っ取り早く匂いに着目します。真ん中に鎮座しているおかげで庭の隅々まで梅の清々しい香りが漂っていますよ。その香りのもとになる梅は何色か?なんとなく白梅より紅梅のほうが香りが強そうなイメージがあるので上五の候補に「紅梅や」も加えます。
そして白井百合子さんは旦那さんを庭先に連れてきて二人で深呼吸をするのです。そうだせっかくだから梅を見ながらお茶を飲もうか。梅の香りを吸い込みながら食べるお茶うけの煎餅はほんのり梅の味がするかもしれませんね。
今度はご主人さんが仕事やゴルフに出掛けて白井百合子さん一人です。梅の香りに包まれていると絵筆が進むかもしれません。せっかくだから遠くの友達に手製の絵葉書でも送ろうかな。残酷かもしれないけど紅梅の花弁の絵の部分に実物の花弁のを押し付けてみてはどうかな。香りが移るかも。
この当たりで結構素材は出てきました。あと必要に応じて時間情報等を加えつつ情報の足算と引算を行います。ポイントは若干引算を多目にする事です。
さて、後は実践あるのみです。
それとピカソ忌の句は髭をそりながら浮かんだ句ではありません。ピカソ忌→ゲルニカの絵→出鱈目な人の顔 もう一歩ふみこんで自分のような性格の人の顔ならどうだと自分で連想ゲームをした結果です。
長文失礼しました。
点数: 2
添削のお礼として、腹井壮さんの俳句の感想を書いてください >>
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家の庭の真ん中に梅の木が植わっています。そのままです。