「野仏の初夢に見し愛しき娘」の批評
回答者 腹井壮
森田拓也さん、こんばんわ。
いつも拙句に御意見頂きありがとうございます。大変参考になります。
他人と違う句を詠みたいと思う御気持ちはよくわかります。しかしながら有季の俳句を詠もうとされるならば季語を生かして下さい。実はこれこそ言うは易し行うは難しです。せめて季語を殺さない事を心掛けて欲しいと思います。
人間が見てこそ初夢が生きてこようというもの。おめでたさが伝わると思います。
初夢や美しき娘の床に入り
美しきは「はしき」と読みます。
点数: 2
添削のお礼として、腹井壮さんの俳句の感想を書いてください >>
おはようございます。
読んで下さって、どうもありがとうございます。
たまに気が向いた時に、夕方とか散歩をするのですが、
無縁仏さんみたいな、誰もお世話をされていない野ざらし的なお地蔵様を
見かけるんですよね。
それで、もし、その誰にも世話されない野仏さんを哀れに思った、
きれいな可愛らしい娘さんがいて、
お水をあげたりして、お世話をするようになったら
きっとその野仏さんは嬉しいだろうなって思ったんですよね。
そして、野仏さんが初夢に見るのは、きっとそのお世話をしてくれる、
心優しい娘さんだろうなって思ったのですが。
下五「愛(いと)しき娘(こ)」って表現してみたのですが。
よろしくお願いします。